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2010年7月19日夜から7月21日朝までの3日間、FIFA2022年ワールドカップ視察団が、大阪を訪れました。招致立候補国の大会で使用する候補施設(スタジアム、練習会場、ホテル等)の視察・インスペクションということでの訪問でした。
以下、招致委員会公式サイト(http://www.dream-2022.jp/index.html)を少し覗いて勉強させていただくと…
◆◇ 日本のFIFA2022年ワールドカップ招致コンセプト
日本の招致コンセプトは招致ブックにまとめられていて、以下の提案がなされています。
◇ Proposal 1
Freeviewpoint Vision、Full Court 3D Vision、による最先端テクノロジーによるサッカーコンテンツの革新
◇ Proposal 2
超臨場感技術によるスタジアム体験の革新
◇ Proposal 3
Universal Fan Fest in 208 Nationsによるファンフェストの革新
◇ Proposal 4
FIFA Hyper Applicationによるインターネット事業の革新
◇ Proposal 5
208 Kids Dream Japan Tour、208 Kids Dream Workshop、208 Kids Dream 基金による次世代育成活動の革新
◆◇ 日本の提案スタジアムは以下のとおりです。
No. 開催候補都市 スタジアム名称
1 札幌市 札幌ドーム
2 茨城県 茨城県立カシマサッカースタジアム
3 埼玉県 埼玉スタジアム2002
4 東京都 東京スタジアム
5 東京都 国立霞ヶ丘競技場
6 横浜市 横浜国際総合競技場
7 新潟県 新潟スタジアム
8 静岡県 静岡スタジアム
9 豊田市 豊田スタジアム
10 大阪市 大阪エコ・スタジアム(仮称)
11 大阪市 大阪市長居陸上競技場
12 神戸市 ユニバー記念競技場
13 大分県 大分スポーツ公園総合競技場
以上日本が提案する13のスタジアム(11自治体)のうち、8スタジアムは2002年FIFAワールドカップでも使用されたもので、この8つを含む12スタジアムが、既存のスタジアムです。これらは、上記次世代サッカーのためのシステム導入を含め、各種設備の更新、観客席の増設など、今後必要に応じて改修が行われる予定だそうです。
さて、2022年FIFAワールドカップを視野に入れて新たに建設されるのが、『大阪エコ・スタジアム(仮称)』です。83,300人の観客を収容するこのスタジアムは、開幕戦及び決勝戦の開催が予定されており、サッカー観戦革新の最先端となる予定です。このスタジアムは、弊社に隣接する大阪駅北地区開発区域に建設されます。
2022年FIFAワールドカップの日本招致成功、並びにこの最先端テクノロジーが集積されたスタジアムが、その後の大阪の景気回復・恒久的経済発展に大きく貢献することを祈念するばかりです。