ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
新年度がはじまり1ヶ月が経ちます。新しい環境にも少し慣れてきた頃ですね。
昨年から、姿の見えないものに怯えて生活する日々を送り、閉ざされた街や離された人々の中で、当たり前だったことが当たり前ではなくなり、時間だけが止まったように感じられます。両親、友人などいつ会えるのかわからないので、伝えたいことは、しっかり伝えよう❕ ありがとうをたくさん言おう❕ と思い知らされた年でした。
そんな状況の中で、私事ですが昨年と今年は、長男、次男が卒業、入学を迎えました。時短の式で、終わると直ぐに解散といった寂しい式を2回味わいました。卒業アルバムも載せるものがなく、薄っぺらなアルバムでした。
入学式、体育祭、文化祭、修学旅行、卒業式など、その時でしか味わえない思い出や経験です。それを全て奪われました。卒業アルバムの写真もすべてマスク姿の子どもたちです。親としては、心が痛んでしかたありませんでした。
そんな思いが伝わったのか、長男が所属していた野球部顧問の先生が、夏にできなかったお別れ試合を3月末に小規模ではありますが、催してくれました。
子どもたちは、すごくいい笑顔で楽しんでいました。また、次男も同じ野球部に所属していたので、兄弟対決というサプライズも用意していただいてました。卒業アルバムには載ってはいませんが、子どもたちの心に残る、記憶に残る思い出となったと思います。
現在もまだ緊急事態宣言発令となっており、色々と制限もされる中で友達と一緒に勉強ができたり、部活動ができる喜びを味わえたとポジティブに考え、前を向き、こんな経験は二度としたくないからと誰よりも感じていることと思います。