ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
まさにコロナ、コロナの1年でした。今やマスクや手指消毒、換気やパーテーション、テレワークも当たり前の日々になりました。最初はそう長くなく元の生活に戻るだろうと高を括っていましたが、戻るどころかマスクやアルコールやトイレットペーパーまでもが品薄になり、粉類などの食品も品切れ、とうとうオリンピックも延期になってしまいました。緊急事態宣言で出かけることもままならなくなり、第2波、3波、又逆戻りして私達の生活にもピリピリ感が戻ってきてしまいました。
出かけることが当たり前でなくなり、次はいつ出かけられるんだろうか?イベントも中止やWebでの開催になったり。こうなると通常の生活が出来ていることでさえも有難いな~という気持ちが溢れてきます。健康であること、家族が健やかであること、仕事があること、全てのことが有難く、この気持ちを忘れないようにしたいと思います。
そんな中、いったん規制もとかれてすこし感染者数の伸びも緩やかになっていた時期に信楽で開催されたセラミックアートマーケットを訪ねました。いくら規制がなくなった時期とはいえ大きなイベントは軒並み中止になっている中これだけ大きなイベントの開催は珍しいです。以前から信楽の焼き物を見にいきたいな~と思っていたのでとても楽しみしていました。
通常窯元では商品を販売していない所も多いらしく、やはり工房でお仕事をされている中に入って行き辛いというのも聞いていたので、たくさんの作家さんの作品を1度に見られて購入も出来るのは嬉しい限りです。そして近くの窯のあるお店で陶芸体験も出来るようで行く前からワクワク感がとまりません。
かなりたくさんのブースが出店されています。まずはぐるりと一周見てまわることにしましたが、それだけでもかなりの時間がかかりそうです。陶芸体験も予約していたので時間はギリギリです。焼き物だけではなくてガラスや木工製品なんかのブースもあります。
まず気になったのが知人から聞いていた急須です。お茶やコーヒー、紅茶等用途により分れているのですが、ペーパーを使わずコーヒーを入れることが出来るコーヒー用のマイカフェポットというのがいいな~と思って見ていたら、その急須で入れたコーヒーを試飲させてもらうことが出来ました。
中蓋と蓋に小さな穴がたくさんあいていてそこでコーヒーを濾すという仕組みになっています。ひとつひとつ手作りで大きさや形は微妙に違っているそうですが、形はほぼ同じです。試飲のコーヒーは全然冷めておらず、雑味も少なく大変飲みやすいですし、手入れも簡単です。
毎朝ニュースを見ながらのんびり飲む1杯のコーヒーは1日の始まりであり、ゆっくり頭と体を始動させる時間には欠かせない飲み物で、大切な時間でもあります。早速大好きな緑色の急須を1つ購入しました。そしてたくさんある中でお気に入りの作家さんのマグカップも2個ゲットしました。使うほどに愛着がわき朝のコーヒータイムがより一層優雅な気分になりました。
次は陶芸体験です。時間が全く足りません。(~_~;) 仕方なくご馳走は諦めて会場内のカフェで済まそうとしましたが、76組待ち。ハイ?いつ食べられるの?カフェが外で販売しているカレーにすることに…ですがここも長蛇の列。並ぶこと約30分。ようやくランチにありつけました。ならんだ甲斐がありました。こだわりのスパイスカレーで大満足。大急ぎで体験の工房へ。
思ったとおり初のろくろは超難関!難しすぎて笑えてきて大笑いしていたら工房の方に『そんなに喜んでもらえたら嬉しいです』というお言葉を頂いてしまいました。(笑) あっという間に楽しい1日は終わり、是非来年も訪れたい!と心に誓うのでした。そして来年は+近江牛!(食い意地MAX)こんなお出かけが普通にできる日々が早く戻ってきてくれることを願って止みません。
12月に入ってようやく工房で作った器が届きました。少しいびつな形も自分で作った証。可愛く思えます(^_^;)でも案外いい出来栄えでこれに新年のお料理を入れて皆に自慢しまくりたいと思います。
今年も1年無事に終わりますよう、終わり良ければ総て良し、そうなることを願って全てに感謝の気持ちを捧げたいと思います。来年も皆さまが無事でいられて1日も早くコロナが収束し、元の生活に近い環境で過ごすことができますように…と願っております。