ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
すっかり秋めいてきました。季節がら夜が長くなり、自分のプライベートな時間を長く持てるようになってきました。
性格上、太陽の下で元気に!というタイプではありません。また加えて、年を重ねるにつれ、友人と時間を共有することよりも一人で好きなことをしている時間に充実感や幸福感を感じるようになってきました。
ですから、もともと好きなことでしたが、最近は「読書」三昧の日々を過ごしております。それも、恋愛小説や最後は正義が勝つ!ような推理小説ではなく、いわゆる社会派小説です。
エリートと呼ばれる職業に就く人が、とりまく社会のひずみに気が付き、人として悩む内容であったり、法治国家に守られているのに、主人公がそれによって悩み、傷つき、読む側に疑問を投げかける内容だったり・・・。
もちろん、小説は基本的にフィクションの世界であり、私が存在している空間ではないがゆえに、どんどん興味とともに引き込まれていくこともあるのですが。
作家でいうと、薬丸岳さん、横山秀夫さん、雫井脩介さん、池井戸潤さん、そして東野圭吾さん。その中の東野圭吾さんでいうと、最近の著書なのでしょうか? 今話題の「AI」と人との関係性について描いた内容もの…などなどです。
あなたはどう考え、どう思いますか? ― そう投げかけてくる物語が好きなのです。本に付けられている「帯」の内容だったり、映画化決定やドラマ化決定という文字にも踊らされているのも事実ですが・・・。 ただ、私にとってはそれは入り口であり実写にはあまり興味は抱きません。イメージが固定されてしまうので。
今は、萩原浩さんの「噂」を読んでいます。口コミで広がったうわさが現実に起こる人の思い込みというものを描いているように感じています。
次は、どんな内容の小説を読もうか、本屋に立ち寄るのが楽しみです。