皆さままだまだＧＷのお休み中の方もいらっしゃると思います。どこかにお出かけされましたでしょうか？ 今回はなんとも残念な京都に出かけた時のお話を…

いつもお出かけといえば京都がほとんどの今日この頃、いつ出かけても新しい発見が多く行きたいお店がたくさんあります。京都にリピーターが多い所以は坂と碁盤の目にあるそうです。坂の向こうはどんな景色だろうとワクワクする、ちょっと角をまがれば素敵なお店がある。そんなことからリピーターが多いのだそうです。もちろん私もその1人であります。今回はなんとか桜が残っているだろうと4月の中旬に訪れました。

円山公園あたりで桜を見て食事をしてカフェや素敵なお店を覗いてお土産を買って帰ろう、とアバウトに決めました。残念はのっけからです。携帯で方向を確認するも正反対に進み途中で気づき結局倍近い距離を歩くハメになりました。外国人とレンタル着物を着た人達がひしめく道中、高台寺の手前で『枝垂桜が満開です。』という看板を見つけて、もうここでいいじゃん！と話しているとどこからか女性がやって来て無残にもその看板の張り紙をバリバリと私達の目の前ではがしました。

桜終わったんだ。それでももしかしたら円山公園では残っているかもと淡い期待を抱きながら目指しているのですがいかんせん方向が違っている気がする、携帯もアテになりません。そうこうしているうちにランチの予約の時間が迫ってきてもう間に合わない。というところまできてしまい結局到着出来ず断念。(-_-;)

取りあえずお店に急ごうと引き返す道すがら小さい格子に外国人が大勢群がっているところに遭遇しました。少し人が少なくなってから何だろうと覗いてみました。するとそこにはおびただしい数の錦鯉が泳いでいました。それもまるまると太ったりっぱな鯉がたくさんです。ああ…それで外国人が珍しそうに眺めていたんだ…　

そしてそこは甘味処のお庭でたいそうわらび餅が美味しいお店なんだそうです。絶対後で来る！そう断言しそそくさとランチのお店に向かいました。

ランチは大好きなフレンチです。でも美味しかったので是非又と思っていたお店は予約が取れず、違うお店を探して初めてのお店でとるお昼になりました。

メニューが凝っていたのでくせのある物の方が美味しいかと思いオーダーしたブルーチーズと胡桃とアンディーブの前菜は塩辛さが勝ち、どれもバラバラな味わいや食感で美味しいとは感じられずメインの羊に至っては今まで食べた中で一番臭いのキツイ羊でした。

期待していただけにガッカリ、残してしまいました。

ではではと気を取り直し元々銭湯だった西陣のカフェに足を運びました。お店は素敵だったのですが、西陣には西陣織の新しい感覚のお店等がズラリと並んだ街並みがあると勝手に想像していてました。でもそこはひっそりとした住宅街でなんだか拍子抜けした気分になりました。

もうここまできたらあのわらび餅のお店に行く時間は無い。仕方ないので錦市場で素朴だけれど美味しい和菓子のお店があったのでそこでお土産を買おうとやっとの思いでたどり着くと素敵な若冲の絵が描かれた沢山のシャッターが『今度はもっとお早うおこしやす～。』と嘲笑って言っているように恨めしく映ります。

残念でグズグズな京都。下調べもそこそこでランチの予約も寸前、京都をなめとったらあきまへんで～といったところでしょうか？(~_~メ)

こころなしか写真もいまいちな気がします。次回はきちんと下調べをしてリベンジしたいと思います。返す返すもわらび餅が～～～～～！残念～～～～～！