ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
修学旅行帰りを出迎えに、大阪空港まで行きました。
まだ国際線が離発着していた頃、真冬の日本から真夏の海外へ飛び立って以来のことで、懐かしく思いました。日曜日の20時ということもあってか、静かなロビーで混雑もなく出会うことが出来ました。
いずれも公立ですが、中学では沖縄、高校では北海道と、国内の南と北を体験でき、羨ましい限りです。一足先に北海道に行った友人は、台風10号の影響でファームステイでの作業も、アウトドア体験も、小樽散策もままならず、現地の体育館でドッチボールだったとのことでしたが、台風一過の晴天に恵まれたようです。
最近の修学旅行は、ホテルではなく、民泊やファームステイで、お宅にお邪魔して現地の生活をさせていただく時間があるのですが、320人が6人ほどずつ分かれて滞在させていただいた先は様々で、お子さんがいらっしゃるところでは早く就寝、かと思えば、世帯数10、人口30人(そのうち10代はゼロ)の所にお邪魔した子たちは、17キロ離れたコンビニまで真っ暗で霧が立ち込める中ドライブ・・・
息子がお邪魔したお宅は、しいたけ栽培をされていて、その作業をお手伝いし、夜はジンギスカン、翌日は自家製しいたけに、野菜などを詰めチーズで焼いて下さったようで、どちらもおいしかったとのこと。
夜は、破壊行為以外なら何をしてもいい、外に出てもいいと、自宅離れの作業部屋に6人だけで泊まらせていただき、満天の星空を見に出たり、隣のお宅からも集合して、総勢15人ほどでUNOをしたりと、朝まで過ごしたようです。罰ゲームは、夢を語るだったり、アカペラで1曲歌うだったり。
何を語ったか教えてはくれませんが、きっと、何年たっても大人になってもこの夜のことは忘れないのでしょうね。昭和新山や、小樽散策、ラフティング体験など、北海道のほんの一部ではあるけれど、満喫して戻ってきました。お寿司やラーメンも評判通りおいしかったそうです。
首を長くして待っていた私の妹に、ゲートを出てきた瞬間の写真を送ると、「ひと回り大きくなったんじゃない~?」と叔母馬鹿な反応が返ってきましたが、ちょっぴり頼もしい表情に見えました。
彼のお土産は、なぜだかいつも日をおいて出てきます。
翌日帰宅したら、人気のお菓子、定番の木彫りグッズ、自ら作ったジャムが食卓に置いてありました。そして、夜に無造作に手渡されたのは北海道ならではの物ではありませんでしたが、小さな桜。
私は、人に何かを選ぶとき、楽しむよりもとても悩んでしまうので、どんな顔をして選んだのかと思うと、気持ちがほっこりして、素直に嬉しく思いました。
お土産以上に、お土産話はぼちぼち時間がかかるでしょうが、気長に待ってみます。