お盆。 暑い日が続いていますが、皆さま帰省や旅行等でお出かけになっておられるでしょうか？ 日本のお盆といえば、先祖に手を合わし先人の人達に敬意の念を捧げる時期でもあります。

それにやや関係した昔に思いを馳せる場所のお話を…

先日、春と秋の一般公開と申し込み以外は見学出来なかった京都御所ですが7月26日より通年一般公開されるとあって出かけてきました。京都御所は、平安遷都の794年から明治天皇の時代まで歴代の天皇が暮らしてきた場所です。そこにおよそ1000年もの間に歴代の天皇が住まわれていたそうです。

京都御所は京都御苑の内部にあります。その広さたるやなんと、東京ドームが4.7ヘクタールとなるので京都御苑でおよそ19個分、京都御所でおよそ13個分の計算になり、非常に広大な敷地です。御苑内には200以上もの公家屋敷が建てられていたそうです。

そして京都御苑の魅力の一つは、広大な面積の中に植えられた色とりどりの植物や木々たちです。ちょっとした森？のような雰囲気のところもあり、暑い暑い京都の夏にほんのちょっぴり涼を感じさせてくれる素敵な場所です。

広い御苑内を歩きようやく御所内にたどり着くと係の方から首から番号札をかけるように促され、順路通りに見学。予めＨＰで動画を見ておいたのでおおまかにどんな建物かわかりましたが、そこはやはり専門家に詳しく説明して頂きたいところ。申し込みだと先導してくれて説明付だったのかな？と思うとちょっと残念な気もしましたが、そこは自由なのがいいところと、暑すぎる砂利道を少し逃れて、ひと休み。

もっとじっくり見てみたかったのですが、なにせうだる暑さ。とうとうぐるっと見たところでエアコンのきいた休憩所で冷た～いお茶で喉を潤し、息を吹き返しました。

その後は美味しいフレンチを頂いて祇園をぶらり。風情のある街並みに素敵なお店。のんびり～と言いたいところですが、そこはもう中国でした。中国語がほとんどでカメラの嵐。

入店、購入しないお店の入り口でパチリ。これにはお店の人も少し困り顔。以前舞妓さんに一緒に写真をとってほしいと中国人観光客に着物を引っ張られて破かれていた映像が放映されていたのを思いだしました。

それはあんまりだと感じましたが、私も旅行をしたり、お店で写真をとってみたり、祇園ではあまりの中国の方の多さに驚いて目を見張ってしまいましたが、自分も旅先で、お店で、同じような事をしてご迷惑をおかけしていないだろうか？そんなことを考えました。

まあそれほどまでしてでも写真をとりたいほど舞妓さんや芸子さんは美しいのだということなのでしょうが…

その日、普通の着物姿の舞妓さんと遭遇しましたが、とても可愛い方で着物を破られなければいいけど…と、思ってしまいました。

まあ何人であろうとマナーはしっかり守ってその土地の人に迷惑をかけないそれが基本ですね。お出かけ中の皆さまも他人のふりみて…で気持ちのいい素敵なお出かけになさって下さい。