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ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。

みたらし祭

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暑中お見舞い申し上げます。

暑い夏には近寄ることのない京都ですが、情報番組で見た神事が涼しげで、また神頼みをしたい私的理由もあり下賀茂神社に行って来ました。1年に1度、土用の丑前後の数日間に行われる「足つけ神事」です。

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市バスで行くのではなく、saleの赤い文字が躍るお店をのぞきながら、河原町通りをぶらぶら歩き、四条から京阪電車に乗って、終点の出町柳に降り立ちました。

地上にあがるやいなや、射すような日差しで、鴨川にかかる橋を渡る時には皮膚がピリピリするほどでした。屋根のある商店街につくと、和菓子屋さんの前の道の両サイドに整理されて4列の行列。もちろん並んで、待つこと約20分。

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すぐにベンチで頂きました。北海道産の大きい小豆と、甘さ控えめの餡が、滋賀県産の羽二重餅米求肥に包まれていて、ほんのり甘辛で、おいしく頂きました。

その向かいのお店に、また人並み。抹茶の氷や、パフェの看板。もちろん並びました。深い緑の氷に、豆乳アイスと、小豆に、白玉トッピング。スプーンが止まることなく完食でした。

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そこから橋を渡って、すぐに朱色の鳥居が見えてきました。そして、糺の森の文字が見えてきました。さすような日差しも背の高い原生林にさえぎられ、蝉の声と、足元の砂利の音だけの、その空間でしばらく目をとじてたたずんでいたら、暑さも遠のき、心が静かになりました。

河合神社がありました。そこは、「美」の文字があちこちにたくさん見られ、美しくなりたいと願う女性がたくさん訪れる所。愛らしい目鼻が描かれている鏡絵馬に、お化粧をしたりお願をかいて奉納するそうです。淡いオレンジ色の、美人水なるものもありました。

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さらに進んでいくと、さらに大きな鳥居。そこでまた、小さな社が7つある不思議な場所がありました。干支ごとに祭られているようで、私の干支の神様は八千矛神と言い、邪悪を断ち切り、武勇に優れた神様、天子の象徴だそうです。自分の干支、そしてお留守番組みの分も代理でおまいりしてきました。

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いよいよ目的の御手洗池に近づいてきました。お燈明料300円と引き換えに、ろうそくをいただき、ソロソロと池に。入った瞬間、その冷たさにあちこちで悲鳴にも似た驚きの声が聞こえてきます。ろうそくに火を灯しますが、消えたらもう一度灯して、消えないように静かに燭台まで。私も、やり直しでした。

そして、ご神水をいただき、手のひらサイズの可愛い足型の裏に名前と年齢をかいて奉納してきました。これで、1年無病息災で過ごせるはずです。

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最後は、また・・・

御手洗池の、プクプク湧く水の泡が由来だと言う、みたらし団子。小さな玉が5つ。人の5体をあらわしているそうで、1玉が離れているのは頭だそうです。あぶりたてのアツアツは、香ばしくておいしかったです。

涼しい京都に出会いました。私は夕暮れに行きましたが、日が暮れてからは、ろうそくの灯りが幻想的で、また素敵だそうです。

今年はもう終わってしまいましたが、来年、皆様もいかがでしょうか。
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2016/08/06 posted by ピアノフォルテ