ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
秋晴れの土曜日、お礼参りと称して京都に行ってきました。
2月に祈願に行った時とは違い、参道の夜店もなく、足元も見えないほどの人ごみもなく、のんびりと歩くことが出来ました。なで牛の頭をなで、さらに体中もなでてあやかってきました。喜びの春を迎えて、はや半年が過ぎた今、厳しい現実もあり、お礼よりも、これからのことばかりお願いしてきました。それでも、願いもかない、季節も違うと、同じ景色のはずなのに、まるで違って見えて不思議なものです。
その日は、何の縛りもない自由な一日。
北野天満宮から東に延びる、京都で一番古い花街、上七軒を歩いてみました。
とても静かな昼下がり、きれいな石畳の両側に、格子のお店が、並んでます。看板もショーウィンドーもなく、どこも一見さんお断りのような静かなたたずまい。
そっと覗いてみると、お漬物やさん。にこやかに、色々試食をすすめてていただいて、生でも食べられると言う、かぼちゃのお漬物を買いました。そこを出て、今度は、細い横道をのぞくと何やら、看板が見えます。
土間に、小さな椅子が二つ。看板には、『あんきなこモッチー』の文字。すぐに、「ここはね、ぶらり途中下車の旅でも紹介されたんだよ~。食べてってよ~」と気のよさそうなおじさんに招き入れられて、お座り。アツアツ、フーフー、ビヨ~ンとおいしくペロリ。ほんの少し歩いただけなのに、辛いの、甘いの、大満足。
バス通りまで行きつき、とりあえず乗車。
平安神宮で下車して、動物園あたりまで歩き、今度は、清水まで乗車。
そこまでの道は、意外とすいている感がありましたが、清水までの坂道は、いつも通り大混雑。しかも、聞こえてくるのは、韓国語、中国語、英語、イタリア語、フランス語。
季節が良いからでしょうか?日本語を話しているのは、お店の人だけ?と思わせるほどでした。一部の人だけかもしれないけれど、美しいものを愛でて、心豊かな時間を過ごす、しかもその行き先が日本であることに、親しみを覚えました。
ライトアップの期間には、まだだったのは残念でしたが、夕暮れの鐘の音を聴きながらの散歩は、心穏やかな時間となりました。
八坂まで降りてきて、再びバスに。
今度は京都駅まで。すっかり日が暮れて、京都タワーが幻想的に浮かび上がっていました。京都と名がつくパン屋さん発見。最近、プチマイブームの塩パンを買って、一口。
お漬物、八橋、抹茶アイス、お寿司、、、今回も満腹。
京都に行けば、いつも食べ歩きも楽しみの一つです。
もう少し秋が深まったら、紅葉狩りに行きたいと思っています。