ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
今回も引き続きスペインのお話をさせて頂きます。
最初の訪問で建物の美しさに魅了され、次回は是非教会をじっくり見てみたいと思っていました。世界遺産クラスの教会もさることながら、地域に密着した小さな教会も訪れてみたい、そう友人に話しておきました。
まずは大きな教会はブルゴス大聖堂です。
この教会は途中工事が中断していた事もあり、着工から346年後に完成しました。広大な教会は見所が満載です。説明用のレコーダーをレンタルして番号順にまわります。
中には23の礼拝堂があり20あまりの祭壇があります。じっくり見るには1日では難しいです。荘厳で装飾も細部にいたるまで見事で見飽きることはありません。
ここを訪れると日頃のちっぽけな悩み事なんかは馬鹿々しく思えます。
そしてここを巡礼の道の出発点とする人も多いらしく周辺のいたるところに巡礼の道への方向を示す黄色い矢印が書かれています。又機会があればゆっくり時間をかけて見てまわりたい所です。
後、小さな教会はたくさん訪ねてみました。
中でも印象深かかったのはチュエカのサンアントン教会です。小さな教会にお邪魔する際には必ず少しですが献金をする事にしています。でもこの教会は自販機が設置されていて何を施しますか?という事で自分で選びます。
また小さなカゴが置いてあり、ここにお金を置いてもいいし、ここから持って行ってもいいと書かれています。なんだか本当にみんなの為の教会である証のような気がして心が洗われるような思いがしました。
教会というのはもちろん宗教上の建物ではありますが、何だか少しミステリアスな雰囲気もあり日本人の平均的な仏教徒の私ですが大変興味があります。
懺悔室のシーンや、政治的にも利用されているような場面を映画で見たりしている事や又、宗教は戦争をも引き起こす程の強大な力も持ちあわせているところからそう感じるのかもしれません。ただ小さなひっそりとした教会、いくつもまわりましたが、静かで優しくてひんやりしていて独特の空気に包まれた素敵な空間でした。
もうひとつ前回、次回は必ずと思っていた事のひとつにフラメンコの鑑賞がありました。
音楽も踊りも大好きな上にフラメンコはジプシー達の心の叫びのような音楽で、すごく趣深い気がして是非見てみたかったのです。その日のカンテ(歌)は女性でとても魅力的な声の持ち主。個性的で哀愁のある素敵な歌声にうっとり。
踊り手は女性が二人と男性が一人。女性の一人は基本的なあまりくせのない踊りでもう一人の女性は非常に感情豊かでこれぞフラメンコという踊り。
あくまでも私の個人的な感想ですが、フラメンコはやはり情緒があり哀愁のある踊りが素敵だと思います。
教会もフラメンコも充分堪能して本当にいい旅行でした。友人に感謝しつつも早くも次回の予定をもくろみながら日本への帰路につきました。(~_~)
スペインはとてもいいところです。もし旅行される機会がありましたら、教会もフラメンコも興味のある方は訪ねてみて下さい。その人なりの感動と興奮を味わって頂けると思います。
次回の訪問はいつになるでしょうか~♪楽しみです。