ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
高野山に行くなら、「天空」に乗って行きたいと思っていたので、電話予約からの始まりです。なかなか電話がつながらず、1時間してやっとつながり、念願の「天空」に乗る事が出来ました。
パノラマに開けた車窓から急こう配を登って行く景色を眺めながらケーブル乗り場に到着です。
30度の斜度を登って行ケーブル。「すごい」と驚きです。
そこからさらに山道の中をバスに乗り、やっと到着です。
伝えによると、空海が真言密教を修行したのち、唐から日本帰る時「三鈷杵/さんこしょ」を投じ落ちた場所が高野山。その地を修行の場として切り開いたと言われています。
今年は開創1200年の年で信徒さん達も多く大変賑わっていました。
大門から根本大塔、金堂、霊宝館と巡りました。金堂はでは今回の開創に合わせご本尊の薬師如来が御開帳されていました。霊宝館では今回特別公開された仏像が多く展示されていました。そして高野山で有名な金剛峯寺へ行き、襖絵、庭園等見て回りました。
またバスに乗り、奥の院へ 杉木立がそびえる参道の進む両脇には、多くの皇族、諸大名、文化人等の墓石、供養塔等が立ち並び苔生した物もあり、古くから信仰されていた事が伺えます。参道の一番奥に、弘法大師御廟あり、お参りをしました。
真言密教では、「即身仏成仏」を説いており、今でも弘法大師は「いきみ」のままおわされ、人々を救い続けていると信じられ、毎日御食事を運ばれています。
山の中に開けた門前町のようで、奥の院では厳かな気持ちになりました。
あわただしく回ったので、又行く時は行けなかった寺院に行き、奥の院ももっとゆっくり歩きたいと思いました。そして比叡山にも行きたくなりました。