ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
ゴールデンウィークの中で1日だけ、お休みが重なる日がありました。子どもたちは、それぞれの予定に出かけましたが、大人5人で出かけることになりました。
どこへ行っても、人も車もいっぱいだろうな、だからと言って商業施設も味気ない、少し気分転換もしたいしと考えて、神戸に行くことにしました。3年前に用事で行ったきりでほとんど縁のない、近くて遠いイメージがある神戸。さぁどこに行こうかとインターネットで検索しました。
大人5人となると、私はここへ行ったとか、そこは知らないけどこっちには行ったとか、履歴と主張が交錯して決めかねていたのですが、バスガイドさん付きのループバスを見つけました。しかも1日乗り放題でワンコイン。山の方から港の方まで、網羅されていて、好きなところで降りて楽しめるようでした。
最初は、海側の南行きバスに乗りました。そして約40分ほどのクルーズ船に乗りました。
遠くに淡路島が見えるだけでしたが、デッキに出て風を感じて海原を見ているだけで、気分爽快。横で母は、「船旅もいいものね。」なんてつぶやいていましたが、水が大の苦手な私にとってはとんでもない!!!
でも、とても気持ち良かったです。
次に向かったのは、北野工房のまち。
レトロな雰囲気の旧北野小学校校舎内に、神戸ブランドのお店が入っていて、体験もできるようになっていました。
1階でパンと、神戸ビーフコロッケを買っていただきました。焼きカレーパンは、香辛料たっぷりで特においしかったです。
次に降り立ったのは、北野坂。
真夏を思わせる日差しの中、坂道を見上げると、インフィオラータこうべ開催もあったせいか、すごい人。
インフィオラータとは、イタリアが発祥で、 13世紀頃から、キリストの聖体の祝日に行列を行い、花を道に撒く習慣のことだそうです。
神戸では、阪神・淡路大震災の復興を願って1997年に始まり、今年で19回目。合計4会場で開催されたそうです。
いつもは車道の所一面に、色とりどりの花で、大きな絵が描かれている様子は、初めて見ましたが、いつも、からかわれて、“画伯”と呼ばれるほど絵を描くこと
が苦手な私には、デザインから作業までの工程を想像するだけで、クラクラしそうな大作でした。
坂の横道に雑貨屋さんを見つけては、のぞいてみたり、15分ワンコインの、マッサージの呼び込みに誘われて、ひととき癒されたり、靴屋さんや帽子屋さんをみつけては、あれこれ試着したり。唯一の男性を外に待たせて、私たちは思いのまま気の向くままに散策を楽しむことが出来ました。
異人館街では、トリックアート不思議な領事館に入ってみたかったのですが、1時間待ちで、あきらめました。そこからは、教会で挙式の様子を見たりしながら、ゆっくり坂を下ってきました。
最後は、別行動だった子どもたちにお土産を買って、帰路につきました。
今度は、季節をかえて、山の方で下車してみたいと思っています。