ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
男性と違って女性は、毎日お化粧をします。しない方もいらっしゃると思いますが、たいていの方はします。おそらくかなり年を取って、どうでもよくなるまですると思います。ですから、化粧品代は馬鹿になりません。なんといっても毎日使うものですから、ひょっとしたら洋服代などより、よほどお金をつぎ込んでいるのではないでしょうか。
先日友人とお茶をしていた時、毎月いくら位化粧品代を使っているか、という話になりました。ハッとしました。恥ずかしながら家計簿をつけていませんので、大体いくら位というのはわかっていても、具体的にいくらなのか把握していなかったのです。
家に帰って、すぐ計算してみました。ファンデーション、ローション、美容液等は、同じメーカーから定期お届け便で2カ月おきに届けてもらっています。
化粧落としに使うクレンジングジェル&フォーム、毎日のお手入れに使うパック等も入れると、基礎化粧品だけで10000円弱、というところでした。だいたい予想していた価格でした。
月10000円。
さて、高いのでしょうか?
安いのでしょうか?
これが難問だと、友人とも一致しました。
リッチな方にしてみたらタダみたいなものでしょうが、少ないおこずかいをやりくりしている身にとっては、けっこう微妙な金額です。減らそうと思えばいくらでも減らせるのが化粧品代ですから!
例えばドラックストアなどに行けば、1本数百円のローション、クリームが多数並んでいます。思えば私も大学生の頃は、そういう化粧品を使っていました。それで十分でした。でも、年齢を重ねるうちに、だんだんリーズナブルな価格のものでは効き目がないような気がして、少しずつ高いものを使うようになってきました。今よりもっと高いものを使っていた時期もあります。海外旅行のおみやげには、必ず高級ブランドの化粧品を頼んだりしていました。でもそれも、格別肌に合うとも思えず、やめました。
そういう変遷を経ての、今の化粧品と化粧品代です。肌に合う感じと価格のバランスで決めました。あまり高いものもリーズナブルなものも使う気になれず、これくらいならと思ったのが月10000円で、その中で探したのが今の化粧品だったのです。
「肌に合う」という基準は、曖昧で難しいような気がします。リーズナブルなものも肌に合うと思えば合います。よく化粧品の原価は何十円、とかいう話を聞きますが、へちまの水分だって化粧水になります。
昔の人はそれで間に合わせていました。でもそれだけではシミ、シワ、タルミは防げない…かどうかはわかりません。昔の人は平均寿命が短かったから、きれいでいる年数が短くてもよかった。だからへちま水だけでよかったのかもしれません。
でも今は女性の平均寿命が80歳に達する時代なので、10代、20代が花の盛り、というわけにはいきません。それなりにいろいろカバーするものが必要となってくるのです。
あぁ、面倒なこと。
そういうあれやこれやを考えた上での月10000円です。
やっぱり高いのでしょうか? 安いのでしょうか?
これからもずっと悩み続けるに違いありません。