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ティータイム

ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。

心で思う事

♪~♪ 「間もなく○番線に○○行きの電車がまいります。黄色い線の・・・」

足踏みしながら入線する電車をまつ。少しだけ温まった空気の車内に我先にとなだれ込み、座る場所を確保する。

その後車内でそれぞれの人が起こす行動は・・・。

バッグや、コートのポケットから、手のひらサイズの黒やピンクやひょう柄のものを取り出し、指で表面をたたいたり、右から左へ、また左から右へ、そして上から下へ、下から上へと忙しく動かしている。 最近は、車内での他愛ないおしゃべりさえ聞こえてくるのはまれである。

そんな中で、私がバッグから取り出すのは、いつの時でも文庫本。

ただ今、百田尚樹著「永遠の0(ゼロ)」を購読中。新聞でも文庫本でも電子版があるが、私は、薄い紙を1枚1枚めくって読むことに決めている。裏を返せば、頑固なアナログ人間ということになるのだが。

アッ、そんな事ではなく、話を戻す事にしよう。

東北の震災以後、人とのつながり、コミュニケーションを大事にしようと事あるごとに発言を聞くが、スマートフォンに夢中になっている人たちをみていると、ふと疑問を感じたりする。

私たちの仕事も、人を思いやる心があってこそ成り立つ仕事ではないかと思っている。 通り一遍の受け答えではなく、ちょっとした言葉が相手の心に残り、そこから信頼関係が生まれるのではないか。 それは、もちろんキチンとした仕事をしたうえでの事だが。

直接顔を合わせて話す事のない、電話・秘書代行の仕事はその思いを顔色や表情で見極める事が出来ない。 それだけに心をこめた言葉が大事になるのだと。

アナログでいい、言葉を大切に使っていきたいとまた、あらたに思うこの頃だ。

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2012/12/15 posted by R