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ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。

2012年の終わりにあたって

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街々にクリスマス・イルミネーション華やかに輝き、神戸にルミナリエの光が厳かに灯る季節となりました。 そして、あと数日でクリスマス。今年もいよいよ最終週となりました。

みなさま、メリー・クリスマス。 みなさまにとって、この一年はどんな年でしたでしょうか?

昨年は大震災が東日本を襲いました。関西でも、過去、阪神・淡路地域に震災が発生し、それ以降、神戸ルミナリエは、都市の復興・再生への夢と希望、そして被災された方々の鎮魂を祈り続けてきました。昨年より東日本への思いも込めて、今年で18回目。精緻を極めて紡ぎ合わされた光の芸術は、もうこの世に不幸の訪れることがないようにと、人々にやさしく光を振り注いでくれます。

例年にもれず、今年も事件や事故や不幸のニュースは後を絶ちませんでした。そして、弊社にも私個人的にも、今年は、1人の社員と悲しいお別れをしなければならないという辛い年になりました。それは、社員のご家族の病気に起因するものでしたが、今でも思いを致すと涙が止まりません。いつも真摯で誠実を貫いた彼女、このブログにも沢山の丹精こめた足跡を残してくれました。不幸は、その人の人生を一変させます。改めて、普段どおりであること、普通であり続けることのできる幸せと大きさを痛感しました。

翻りますと、この一年間、弊社が普通に普段どおりの業務を遂行できたことは、感謝以外の何ものでもありません。お客様をはじめ、関係各位のおかげです。誠にありがとうございました。 不幸は誰にでも襲いかかるものである以上、「次」は無いかもしれません。 つまり一期一会。 まさに今のこのお電話・このメールに、全力を注ぎこむことができたのだろうか? ご用件をお伝えするに止まらず、心もお伝えすることができたのだろうか? その一瞬一瞬に、ひと言・一文・一文字に、社員一人一人が、会社が、その持てる力のすべてを込めることができたのであろうか?…と。

2012年の話題として、東京に新しいシンボルとなる東京スカイツリーが完成しました。また、奇しくも大阪では、新世界・通天閣が100周年を迎えました。景観だけでなく、イベント等による人の活気や流れが街の様相を変えました。 現実に両タワーが並び立つことはありませんが、下の画像は、2012年を記念すべく、両タワーの夜景撮影写真を合わせました。見上げる夜空、共に高くそびえ立ち、暗闇に光を放ちます。まるで見守る街の隅々にまで、やさしさを届けるかのように…。

神戸ルミナリエが初めて点灯した時、震災で打ちひしがれた都市と人々の心に大きな感動と勇気、そして希望を与えました。以降、神戸は力強く復興し、いま東日本・東北地域もまた、同じように変わろうとしています。街は、人は、時代とともに変わります。今年注目されたこれら両タワーも同じように、弊社元社員のみならず、もしその土地の片隅で悲しみに打ちひしがれている人がいたならば、それらの人々すべてに、夢と希望と勇気を届け続けてくれる永遠のモニュメントたらんことを祈って止みません。

あと数日でクリスマス。 どうぞ皆様、心温まる素敵なクリスマスをお過ごしください。 そして、その一日が来年一年も続きますことを、さらに、未来へとずっと続きますことを、心よりお祈り申し上げます。 ここ大阪が、『笑顔の生まれる街』であり続けますように。

どうぞ、良いお年をお迎えください。

みなさま、この一年、誠にありがとうございました。

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2012/12/22 posted by 代表取締役 板倉ますみ