秋のある休日の前日、出かける約束をしていた友人から明日は丹波篠山に行かない？と言われ何のリサーチも無く出かけることになりました。

まずは友人が前日に購入したというガイドブックをたよりにランチのお店を検索です。やはりフレンチかイタリアンがいいかなぁ等と話している道中、篠山牛のポスターを発見。なんとも美味しそうです。最寄りの案内所で聞いてみると、牧場を持っているお肉料理のお店があるという事で、早速行ってみる事にしました。

フレンチやイタリアンもいいけれど、やはりここは地元の美味しいものを頂きたいところです。山小屋風の外観のお店の扉を開けると、待ってる方が数名おられて少々時間はかかりましたが、美味しくステーキを頂きお店を後にしました。

その後お店の多いエリアに向かい、こういう所はお土産物等のお店は閉まるのが早いので先に購入する事に・・・すると中には小さなカフェコーナーがあり、黒豆シフォンケーキ、丹波栗のモンブラン、黒豆コーヒー、黒豆ココアの看板があり、お土産はさておき(＾_＾;)　テラスでそちらを堪能。　

ちなみにモンブランはすでにSOLDOUTでした。色々なお店をぶらぶらしながら買い物をしたりして散策しました。その後、気になっていたアンティーク家具のお店に足をのばし、帰路につくころにはあたりは真っ暗。

今回は名所にも立ち寄らなかったし、これといって何かを見るという事もありませんでした。

とはいえ周りの景色が非日常で、空を見上げると、視界いっぱいの空と空に広がるはっきりとした形の雲。

大阪市内に暮らし仕事をしていると、ビルとビルの間から切り取られた様な小さな空を覗き込んで、雨が降りそうだから早く帰らなきゃとか、傘は要るかな？等思いながら眺めているだけです。空気も空も澄んでいて、とても気持ちのいい空間でした。

特に何処に行かないといけないというわけでもなく、好きな所へ好きなペースで行く。　とても贅沢な時間の使い方です。　たまには何の計画も無く行きあたりばったりにのんびり出かけてみるのもいいものです。

小さな骨董店で見つけた蜻蛉玉でプレゼント用のチョーカーを作りながら、今度は何処へ行こうかな　・・・　と思いをめぐらすのでした。