ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
『午前10時の映画祭』
選定委員の方々が選んだ何度見ても感動する珠玉の傑作映画を、一年間連続で映画館で心ゆくまで楽しめる魅力的なイベント。
この映画祭のおかげで、中学生の頃に見たポスターで胸がキュンとなり大好きになったジェームスディーンの映画を、初めて映画館で観ることが出来ました。
彼の初主演作品『エデンの東』。
今までテレビでしか見たことがなかったので、上映スケジュールでそのタイトルをみつけ、何事にも行動力にかける私が次の日に観に行きました。
70年近く前の映画なのに、いつの時代でも変わらず存在する家族がテーマの作品なので、時代背景以外は何の違和感も感じずに観ることが出来ました。
父に愛されたい、それが素直に表現できない、甘えたいのに、ほめてほしいのに思いが通じない、なぜわかってくれないの?
少し影のあるその哀しげな眼差しや表情が訴えている感情に思わずグッときて、涙がこみあげてきました。
24歳の若さで事故で亡くなってしまった彼が残した3本の映画。他の2本も是非映画館で観たいです。
(※『理由なき反抗』は、映画祭のスケジュール上、上映期間が終了していて観ることが出来ませんでした。)