ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
近くのリサイクル工場で、イベントが月に1度開かれます。リサイクル家具やリサイクル自転車の抽選販売や、各種体験もできます。はがきやしおりを作る紙すき体験、木工体験、ガラス細工のバーナーワークなどです。
紙すきは、子どもも簡単に楽しめるようになっていて、すいた紙の上の枠に色々用意された切り抜きの模様を配置していき、乾燥させます。帰るころには、凹凸の趣があるオリジナル作品が出来上がっています。
今回は、たくさんの不要になった衣料をもっていきました。昔と違って、安価な衣料も増え、成長過程であったり、趣味がコロコロ変わる子どもたちの物は、どうしても増えてしまいます。売るほどでもないけれど、捨てるには・・・という物を引き取ってくれるので、もったいないという罪悪感が少し軽くなり、助かります。引き取られた物は、欲しい人が無料でもらえるコーナーに置かれます。
また、不用品をあげるのではなく、思い思いの値段をつけて販売している人もいます。色々な物があり、活気があります。おもちゃやなど時期で通り過ぎていく子どもの用品が人気のようです。
新品の消耗品がないかと眺めていたら、ベージュの折りたたみ傘と、箱入りのフェイスタオルがありました。どちらも、聞いたことのあるブランド名までついていて、「両方買ったら少し安くなりますか?」なんてかけひきするやりとりも楽しい時間です。
本当にこの値段でいいの?と思うような掘り出し物もたまにあって、嬉しくなります。某有名メーカーの耐熱キャセロールと、小鉢5つの箱入りセットが300円! 昨年の大阪府北部地震で、倒れはしなかったものの中は壊滅状態になった食器棚を見て、もうお皿なんて不要、紙皿で良いくらいと思っていたのに、「ほんとにこの値段?なんで?買うわ」と即購入。引っ越しするから、整理したいとのことでした。
今回は、初の試みらしい、リサイクル家具のオークションもありました。2段ベッドや、学習机、整理ダンスに、食卓、色々ありました。小さい物なら、300円からスタート。欲しい人は、手をあげます。100円ずつ値が上がっていきますが、上限は1000円までの安全オークション。
最後まで残った人が購入、複数いる時はじゃんけん。
絶対に誰もいらないだろうと思った、大きいけど少ししかかけられない帽子かけに、たくさんの人が挙手し、じゃんけんになった時は、驚きでした。何が必要かなんて、人それぞれだなと思いました。
不要な物を必要な人に。。。
それもエコだと思いますが、本当は不要な物を出さないように、購入する時によく考えなければと思いつつ、安ければ、欲しければ、購入してしまいます。「買ってしまった」とちょっぴり反省しても「買い物って、いちばんクオリティオブライフがあがるよね~」と悪魔のささやき。
ミニマリストは無理だけど、シンプリストには憧れる。
でも、思いとは裏腹な私です。