ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
2週間前、2月3日は節分の日でした。恵方巻を食べる日、というイメージの方が最近では分かりやすいのかもしれませんね。
「節分」とは、季節を分ける、つまり季節が移り変わる節目の前日を指す言葉で、年に4回あるのだそうです。でもその言葉で表すのは2月だけ。旧歴の正月にあたり、年が新しくなるということて、今でも残っているという。色々諸説はあると思いますが、そうなんだと改めて意識してみると……。
子供の頃、節分の日は朝早くに、鰯の頭とお豆だったかを、父親の後ろにくっついて家の神棚とか玄関などに供えてまわった記憶があります。鬼は豆と鰯の匂いが嫌いだから、お供えすることで悪いものが入らないようにするのだと思っていたことを、ふと思い出しました。夜は、子供達だけで各家をまわり、各家長が「鬼は外、福は内」のかけ声とともに巻く豆を拾いに行っていました。イベントというか行事でした。
今は、節分=恵方巻を食べるというイベント的なイメージの方が強いなと感じます。食べ方には、しきたりがあるようです。私が恵方巻を知ったのは関西に住むようになってからで、もともとは、全国区ではない風習だったのだと認識しています。
巷では、何がきっかけとなりブームになるかはわかりませんが、日本の良き風習やしきたりが無くならず、形を変えてでも残っていくことはいいことだと思います。ただし、いいことのはずが社会的問題に発展し、なくさなければならないようになることだけは避けてほしいと心から思います。