ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
退社して、駅のホームに降り立つと、電車は発車したばかりのようでした。ほどなくして到着した電車の女性専用車両の奥の扉にもたれていました。すると、ホームから突然男性の大きな声。
車内を指さしながら「あんなん許すんか」
アテンダントらしき若い女性が、小声でなにやら対応すると、「そんなんおかしいやないか。走行中だけやないやろ。」
ちょうど、男性の車掌さんが通りましたが、素通り。
どうやら、車内で通話していた女性を男性が注意し、注意された女性はそれを振り切るように、女性車両に移ってきたようです。
その女性は、「うるさい」と言いながら、さらに車両の奥に移りました。
当人は遠ざかり、男性の訴えが、声高に続いているなか、電車は発車し、車内には何もなかったかのように静けさが戻りました。
私も、お叱りのお電話を受けることがあります。
まずは、お客様のお話をお伺いします。でもお聞きするだけでは、ちゃんと聞いているのかと、火に油。されど、言葉もタイミングも細心の注意で選ばねば、また火に油。難しいなと思います。
面と向かって昂った感情を受けるよりは、とも思いますが、大声でのおさまらない思いを耳にした日には、その余韻がつきまといます。
悪いのは、マナーを守らないその女性ですが、小声で対応していたアテンダントさんの立場に自分を置き換えて、どのように対応すべきだったのかなぁとあれこれ考えていました。
すると奥から、通話する大きな声。
「そぉなんですよ。うっとうしいおっさんにめっちゃ文句言われて~。思いっきり言い返しましたわ。はい、わかりました。着いたんで降ります。」
やっぱりあんたが、いちばん悪い!!!
疲れが倍増した帰り道でした。