ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
関西人はケチじゃない!…ですよね?(~_~;)
とある企業のカレンダーの注文をお受けしています。ある時お客様から注文のお電話で『もう年はじまってんねんからちょっとまけて~!』とのお声が…まあお気持ちはよくわかります。ですがそこは私の独自の判断でいいですよ~少しだけお値引きしますね~とは言えるはずもなく、申し訳ございません。と、もちろん定価でお買い求め頂きました。
関西人はよく値切るとかケチだとか言われているようですが、ケチと言われるのには異論を唱えたいと思います。私も海外では、特にアジア方面だとお土産物のお買い物等で値切ったりします。でももちろんTPOをわきまえてお店の人とのやとりとりを楽しみながらお買い得感を得られて喜んでいます。
関西圏以外の人達は値切るのが苦手な人が多いらしく私の友人も海外に一緒に旅行した時にほぼ同じ物なのにいくらで買ったの?と聞くとかなり高い値段で買っているので、値切ってる?と聞くと値切ってないし値切れないと言うのです。マーケットやお土産物の露店で言い値で買うなんてありえないと考えている。
私は値切った方がいいよ。ディスカウントとかとか言うだけでもいいし、それも無理なら指で下げてとジェスチャーでもいいよ。と伝えると次回はやってみると言うので、早速次の買い物ではどうだった?と聞くとまけてもらえなかったと言うのです。
ええっ~?なんで~~~?不思議に思った私は友人が買い物をしている後ろからこっそり見てみました。すると、商品を持ち『これください!』店員が包もうとしているところへ『すこし安くして下さい!』もちろん答えは『NO!』です。
一生まけてもらえないよ~!??? ハテナな顏の友人。買うって先に言っちゃってるじゃん!安くしてくれたら買うよというスタンスを見せることが必要なのだ。例えば高価な絨毯などのお買い物は店主とお茶を飲みながら値切ることから始まり、はては商品についてのお手入れ方法や作られた背景なども聞いたりしてして購入するのが常とされているとも聞きます。
それに同じ物なのに高いお金を払うなんて無駄です。たしか給湯器のCMで『同じ機種やのに高いやつ買いはったんですね~』というフレーズを聞いたことがあります。まさにそんな感じです。うまくお買い物。無駄なお金は使わない。でも要るものには出し惜しみをしない。それが関西人の考え方ではないでしょうか。
中1の甥が、お母さんはケチや!だって○○買ってくれへんもん!私がそれは要らない物だからだよ~要る物は買ってくれるよ。というと、すかさずケチと言われた当の本人が、お母さん○○君が、ハーバード行きたい、マサチューセッツ工科大学行きたいって言ったら学費も生活費も何もかもぜーんぶ出してあげるよ~!と言うと甥は会話から離脱して行き、それっきりケチの話にはふれなくなりました(^^;
きちんとTPOをわきまえて値切ってお買い物をするならお楽しみと考えて国内でもトライするのもいいのではないかと思います。苦手な方も一度は試されてみてはいかがでしょうか?
ちょっとしたコツといえば、年末のお買い物で甥や姪達のリクエストで焼肉!とのことなのでお肉やから揚げ、お刺身や簡単なオードブルの用意もしたのですが、ご飯もなにか甥や姪達には少し凝ったものをと思いガラスカップに入れたミニお寿司を作ることにしました。飾りのイクラを買おうと魚屋さんで見てみるとたっぷり入ってかなりのお値段。思案中。お店の人はさっきはもう少し高くつけていたんです。とのこと。でも飾りだしこんなに要らないし少しお高い。お店の人いわく今年はイクラが高いんです。じゃあサーモンも買ったら少しおまけしてくれる?えっ?サーモンも?いくつ?いくつにしようかな~? 結局サーモン2つとイクラを買いもちろん少し安くしてもらいました。
何か他にも買うのですこしおまけしてください。これかなり有効な方法です。これならハードルが低いと思います。ぜひぜひお試し下さい。関西以外の方も、また値切りが苦手な関西人も…(^^)/
追記:
それにしても関西の言葉がなせる技なのかどんな人でも関西人にはキツく突っ込む人が多いようで自撮り用のライトを使うアンミカさんにアシュラ男爵とかダイオウイカとかの突っ込みを入れ、アンミカさんは、パリコレモデルや!っちゅう~ねん! と反論しておられました。関西人にはキツイ突っ込みをしてもいいという認識は改めて頂きたい…です!
以上です。