今年も残すところ後半月ほどになりました。
皆様にとってどんな1年でしたでしょうか？

国内では自然災害や北朝鮮によるミサイルや森友・加計問題等、いいお話よりはこちらの方の話題が大きかったように思います。Jアラートが鳴り、本当にこんな事が起こるの？と思いましたが実際にミサイルが発射されている以上は可能性はあるわけです。

頑丈な建物や地下へ避難し、窓からは離れる。日本で生まれて育った者としては信じがたい内容です。しかし世界中いつもどこかで戦争や内紛が起きていたり難民が国を出て安住の地を求めて移動していたり、いわいる日本人は平和ボケ、まさしくその通りなのでしょうか？

日本では考えられない事が海外では起こります。私は以前よくバリ島に行っていた時期があり、多い時は1年に3度程出かけていました。そこで起こった事なのですが、ある時少し多めのお金を現地通貨に換える必要がありました。そこでなるべくレートのいい所を探す事にしました。高レートの両替所は怪しい所も多く、後でコミッションはいくらだよと法外な金額をふっかけてくるところがほとんどで、そこはしっかり確認をして、コミッションは無いよと言うので両替しました。

じっくりと目の前で一緒にお札を数えてホテルに戻ってもう1度数えると全然足りません。やられた～！あんなにしっかり見ていたのになんでだろう？まるでマジックです。そこそこの金額だったので仕方なく両替所に戻り、足りないよ！と告げると返金してくれました。いい人なんだか悪い人なんだか？うまくいけば…ということの様です。日本人はもう数えないだろうと（ほぼ的中(+_+)）踏んでいるのでしょう。

同じようにバリのコンビニで買い物をしてやはりホテルに戻ると買い物の金額が全然違います。レシートは見て物の数と金額はあっていたはずです。ではどんなふうにしてあったのかというと、例えば580円の買い物をしたとします。最後に手打ちで580円の前に『1』の数字を入れます。そうすると1580円の買い物をした事になり、その金額を支払わされる訳です。インドネシア通貨1ルピア＝0.01円という事もありお金の感覚がわからなくなって、まあそんなもんだろうとフツーに支払う訳です。580円ではなかったし、（そんな問題でも無いですが…）ホテルの近くだったのでコンビニに行きどうなってるの？と聞くと、間違っているとすんなり返金してくれました。又数日後同じ系列のコンビニで同じ事が起きたので、さすがにこれは確信犯だと思い『故意にやってるね？』と聞くと突然英語がわからないふりをしてインドネシア語でまくし立てます。

それならばと知り合いのインドネシア人に同行してもらい支払いをすると不正は行われませんでした。この事を後日バリ島在住の日本人達の集まりが日本であった時に話すと、それテレビ東京で放映されていたらしいよと教えてくれました。私以外にも被害にあった人が大勢いるんだ、しかも私は返金してもらったけど知らないままの人もいるはずです。確認しない方が悪いんだと言わんばかりです。

他にも公道に大きな穴が開いていていつも驚いていましたが現地の人はそれがなんだ落ちなきゃいいじゃん！又バイクの4～5人乗り等も見るとびっくりしていましたが、事故してないし問題なし！的な感じです。でもこの穴はツーリストが落ちて破傷風で亡くなったというまことしやかな話があり、恐ろしいね～とよく皆で話していました。

海外では自国と違う風土や風習があり又それが楽しみでもあります。ですが楽しい事ばかりではなく注意しないといけない事もたくさんあるんだと心得て過ごすことが大事ですね。どんな目にあっても大好きなバリ島です。それを踏まえて又訪れたいと思います。

今のところは平和である事に感謝し、今年も無事終え新しい年を迎える準備をし始めたいと思います。皆様にとっても今年の残りも新年もよき年でありますようにと願っております。