平日に予定を合わせて、日帰りバス旅行に行ってきました。

リッツカールトン近くの集合場所に行くと、16名の団体や、貴婦人ペア、若者カップル、などなど、楽し気な人々が集まっていました。高速道路を走って、約1時間半。三重県亀山市の関ドライブインで、松坂牛のすきやき御膳をの昼食でした。

男性陣は、ちょっぴり物足りず、お土産コーナーであれこれ、買い求めて補っていましたが、私は調理せずとも盛り付けられ、さぁどうぞの状態に幸せいっぱい、大満足でした。しかも、その後の予定のためにも、腹八分目でよかったのです。

再びバスに乗車して40分。アクアイグニアスに到着しました。そこは、洋菓子、和食、洋食、それぞれの著名な作り手によって作り変えられたという、宿泊、温泉、食、結婚式もできる複合施設でした。

そこでは、いちご狩り体験が目的でした。当日の品種は、章姫。土耕栽培と違って高地栽培なので、しゃがむこともなく簡単に手にすることができ、口にすると、思わず「あま～い」　テレビの食レポで、その言葉を聞くと、それしかないのか？と文句を言ったりしますが、その言葉を連発するばかりでした。

肌寒い日でしたが、ハウスの中はポカポカを通り越して、汗ばむ温度。その中を、大きなハチが飛び回って受粉していました。どれだけ贅沢に食べたことでしょう。大きくて、真っ赤ないちごをみつけることが楽しくて、でも取ったら食べなくてはならなくて、の繰り返しで本当にお腹がいっぱいになりました。

スィーツと、パンのお店を覗いて、別腹のおもむくままにたくさん買い込んで再びバスへ。ほどなくして到着したのは、長島スパーランド。遊園地で楽しむも良し、アウトレットでショッピングも良しの2時間でした。

私たちは後者を選び、靴を買い、洋服を買い、アクセサリーを買い、引っ越しをする友人へのプレゼントを買えば、もう時間。最後は、小走りでした。その時点で、すでに17時を過ぎていたのですが、そこからもう1か所。広大な敷地でのイルミネーションが美しいなばなの里が、本日最後の舞台でした。

点灯式までは少し時間があり、その間にしだれ梅を見に行きました。手の届くあたりにたくさんの梅が咲き乱れ、その香りが鼻をくすぐります。さらに奥に進んで、大ベゴニアガーデンに入ってみると、広い温室の中に想像を超える数の色とりどりの花があり、高い天井からもつるされていて、圧巻でした。あれも、これもと、何枚も写真を撮りました。

さて、いよいよ日が暮れて、イルミネーションが景色に浮かび上がる頃になりました。赤、緑、黄色、紫、青。850万球以上のライトが使用されているそうです。光のトンネルを通り抜けると、正面では、音楽とともに四季折々の自然の風景が表現されていました。訪れたのは3回目だと言う人もいましたが、毎年変わるその趣向は非常に人気だそうです。1度見てみたいと思っていましたが、天候にも恵まれて本当に良かったです。

10時半に集合して、大阪にバスが到着したのが21時半。マイカーでは、到底周れないほどの盛りだくさんな1日でした。団体のシールを胸にはり、誘導の旗の後ろをにぎやかについていく、学生時代以来の気分も懐かしく思い出しながらの楽しい時間でした。