そろそろクリスマスや年末のご用意で皆さまお忙しくされていることだと思います。

なかなかそうなるとお出かけも少なくなりがちですよね。そこで今のうちにと先月京都の秋の特別公開に出かけてきました。

私がチョイスしたのは数ある特別公開のなかでもハリストス正教会です。友人にお願いしてつき合ってもらいました。私は日本人にありがちな仏教徒だけどクリスマスも楽しみたいというタイプでクリスチャンでもないのですが教会がなぜか大好きなのです。

今回訪れたハリストス正教会は、カトリックでもプロテスタントでもないカテゴリーなんだそうです。　残念ながら中は撮影禁止。　ゴージャスとは言い難いですがイコンが印象的で目をひきます。

説明の時間がもうけられていてどういう教会なのかということがよくわかりました。　また明治の木造建築でとても貴重な文化財であるということも知りました。　友人に送る為のポストカードを買い求め教会を後にしました。

道中素敵なお店をいくつかピックアップしておいたのでどこから行こうかとワクワクしていました。お天気もよく、暑くも寒くもなく最高のお出かけ日和です。

まずは酒蔵を見学。中を案内して頂いて、お水やお酒、地ビールの試飲などを堪能。申し訳ないですが私はお酒より地ビールのほうが美味しく感じられました。

まあ味の好みの問題だとは思いますが…(;＾ω＾)

そして近くでたまたまマーケットが開催されていて、食事をする人やお酒を飲む人達で賑わっていました。　他にも手作りのパンやお菓子や調味料なども並び盛りだくさんです。　私は京都大原のオーガニックの野菜をたくさん購入。ギュッと味の濃い美味しいお野菜でした。

その後とっても気になっていたカフェに行くことにしました。　なんとそこは、ホントにここは日本なの？と思ってしまう外観で、立ち寄らずには帰れないと決意させるほどの出で立ちです。

ですがうろうろしているうちにどこだったけ？とキョロキョロしていると1人のご老人がどこをさがしていらっしゃるのか？とご親切に声をかけて下さいました。

私がバナナの木があるカフェに行きたいのです。そう伝えると指をさして、まっすぐ前をご覧なさい緑が見えるでしょ、あそこがそうです。ありがとうございます。とお礼を言い向かおうとすると、あなたさっきバナナの木と言われたな。バナナは木ではありません。年輪がないので草です。

へぇ～～～～～～～～！近くにへぇボタンがあれば押し続けたい気持ちでした。さらにお礼を言うとお店の名前まで教えていただき、なんだったら一緒にカフェに行ってもっといろんな事を教えてもらたい、そんな気持ち（あくまでそれほど感心したという比喩的なものです(＾＾ゞ）にさえなりました。

美味しいコーヒーを頂き1番気になっていることを最後のレジで尋ねてみました。

『冬はバナナはどうなるんですか？』

店員さん：『いやぁ特には変わらずちょっと元気がなくなるくらいです。』

『ええっ～！』　こちらもさらに驚きでした。

そしてレジの横にバナナがカゴに入れられてさりげなくアピールしているので、

『もしかしてここの前でとれたバナナですか？』

店員さん：『いいえ違います。』

よしもと新喜劇ならここで間違いなく全員がずっこけるパターンです。(＾＾;

教会を観て、酒蔵を見学、マルシェでお買い物をして、素敵なカフェに立ち寄りお目当ての美味しいフレンチを頂き、1日で色んな体験が出来た最高に楽しいお出かけになりました。

また早く出かけたい～！と思ってしまいます。あまり寒くならないことを祈るばかりです。

皆さまも今年も残りわずか、お体に気を付けて忙しいこの時期を乗り切りつつ楽しい年末になさって下さい。