ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
ずいぶん暖かくなってきました。 いかなごの釘煮の季節になりました。
例年は2月末頃が解禁なので、我が家のお雛様にその臭いが染み付くのではないかと思いながらの調理ですが、今年は少し時期が遅く、3月7日が解禁日でした。
調理自体はシンプルですが、いかなごを入手するタイミングが案外難しいのです。
夕方では売り切れ。
天候が悪いと、漁の都合で入荷なし。
鮮度が大切なので、入手したなら、なるべく早く調理。
出始めは、小さくてうまく釘状にならず団子状になりやすく、かさも少なくなるので敬遠する人もいるようですが、大きくなると、苦味も増すので、小さいうちが私は好きです。
今年は、解禁日に翌日入荷分を予約し、ざらめと、水飴がわりの黄金糖を購入して準備。
当日、まずはお雛様をなおして、スーパーへ。受け取り時にびっくり。
漁獲量が減っているとは聞きますが、1キロ2500円なり。
10年ほど前は、980円から1200円だったのに、倍以上とは。
実家にわける分とで2キロを予約していましたが、以前のように10キロなんてとても手が出ない高騰ぶりに、うまく仕上げたい気持ちにプレッシャーがかかりました。
そのおかげか、素人料理人ではなかなか安定しない見てくれが、今回は、照りよく、人様にお見せしても、まぁまぁの様子に仕上がりました。
山椒味や、唐辛子味、くるみ入り、など各家庭の味があるようですが、我が家は生姜味です。
この季節には、出来上がったいかなごも見かけますが、機会があればぜひ1度手作りされてはいかがでしょうか?
既製品とは違う、自分好みに作れます。 おいしいですよ。