ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
私の住む町は駅からさらにバスを必要とします。またそのバスも便が少ない…平均して1時間に2本…という不便さです。追い打ちをかけるように、自宅から徒いて15分近くかかっていた町内唯一のコンビニも、最近とうとうなくなってしまいました(泣)
そんな町ですが、私にとっては『昭和時代の匂い』を感じる場所…とでも言うのでしょうか。一昔前にタイムスリップしたような風景を見つけることができます。
知らない人同士でも、「こんにちは~」 「ど~も~」と、道ですれ違いざまに挨拶を交わします。
路線バスの中で親しげに話し続けていた人たちが、実はこれまた初対面の町の人同士だったということも。
バスに乗り遅れそうなので走っていたら、道路沿いの住人が、庭から「頑張れ!!」と応援の声をかけてくれたことも。息切れそうになりながらも、嬉しくて力が湧いてきます。
遠くバス乗車列最後尾の客が、乗車口ステップに片足をかけて発車を阻止しながら、必死で走って来る人に対してカモンカモンの大きな手招きポーズを…。
通じる心と助け合い精神が浸透しています(笑)
平成の世の中は進化が加速化していくようですが、古き時代の不便も見捨てたものではありません。私の町は、不便と人情味は密接に繋がっていると実感させてくれる町です。