ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
カロリーブックが愛読書と言うと、かなりマニアックな人間と思われるかもしれません。愛読書は大げさなのですが、毎日ページを捲っているという意味では、決して間違っていないと思います。
いろいろな食材、料理のカロリーが列記されているカロリーブックは、面白い読み物ではありません。ただありのまま、カロリーが表記されているだけですから、ダイエットにがっちり取り組んでいる人以外は、読むのも嫌かもしれません。私もダイエットをしているわけではなく、ただ読み物として漫然と眺めているだけです。それがまあ、意外に興味深いというか、面白いというか…。
ある程度の年齢になると、誰でもカロリーのおおざっぱな知識は自然に身に付きます。例えば、肉は魚よりカロリーがあるとか、パンはご飯よりカロリーがあるとか、同じ野菜でも根菜類は葉物よりカロリーがあるとか、それらはもう常識と言えるものでしょう。しかし、肉じゃが100グラムが何キロカロリーとか、マグロの握りずし1貫が何キロカロリーとか、即座に言える人はほとんどいません。当たり前です。そんなことをいちいち考えながら食事をしたって、おいしくありません。私だって、そんな細かいことを考えるのは嫌です。といって、肥満体の夫のために、日々カロリー管理をしているとか、そういうことでも絶対にありません。
ただ、いろいろな料理(写真付きです)のカロリーを見比べていると、見た目はこってりしているのにカロリーはさほど高くなかったり、あっさりした見た目の割に高カロリーだったり、予想を裏切られることが多々あります。最近驚いたのは、冷やしそうめんが案外高カロリーだったこと。道理で、食欲がないため冷やしそうめんばかり食べていた夏場、全くやせなかったわけです。とにかく読めば読むほど、新たな発見があるという感じなのです。
この愛読書を私は、毎晩眠る前に布団の中で読んでいます。何度も同じページを捲っているのですが、何かひらめく日もあれば、写真や文字が素通りする日もあります。ひらめいた時には「ほうほう」とか、ついフクロウのような声が出ます。ただ、それだけです。
しかし、せっかくの知識を何か建設的な方向へ活かそうという思いが皆無なのは、我ながら残念だなあと思います。
う~ん、です。