私の夫は、結婚して9年で27キロ太りました。　出会った頃は176センチ85キロと筋肉質でガッチリ体形、はきはきとした話し方でとても頼りがいがあるように見えました。

お酒が全く飲めずに、食べる事が本当に好きで、色々情報を集めては色んな所に食事に連れて行ってくれました。　私が作った食事にも、文句を言うことなくいつも「美味しかった、ごちそうさま」と言ってくれます。

一つの難点は、お酒が大好きな私と全く飲まない主人とは、食事を頂くペースが全然違うのです。　ですのでコース料理や旅行先では、必ずご飯やパンを先に持って来て下さいと言います。　それが慣れるまでは、本当に恥ずかしかったです。

家では、ご飯を作ってテーブルにおいて冷蔵庫に何かを取りに行って戻ったら、もうおかずがないなんて事もありました（笑）

何でも文句を言わず、美味しく頂くのはとても良い事だと思います。しかし何でも過ぎたら良くありません。うちの主人は基本的に美味しいか、めっちゃ美味しいしかないので何でもお腹に入っていきます。

どんどん入って気が付けば112キロに…　筋肉質の上に肉がさらに付いて、もはやあなたはプロレスラーですか？のような体形です。　

まだ物心がつかない姪の子供が、私の主人を見て映画のシュレックと思い込み、それからは子供たちからはシュレックと呼ばれています!(＾＾)!

私も新婚当時は、主人のおいしいの言葉が嬉しくて、一生懸命にご飯を作っていました。私の料理も主人の肥満の原因の一つです。

しかしこの度の血液検査の結果の悪さに夫婦共々、今更ながらに愕然として、この夏やっと彼がダイエットを決意してくれました。

その内容は、食べるのが好きだから量や回数はなるべく減らしたくないと言います。それじゃあダイエットじゃないと思いながらも、頭ごなしに反対したら、やる気が無くなると思い、毎日の1時間のウォーキングと飲み物は全てノンカロリーにしてみようということになりました。

112キロの巨体が、この夏、毎日1時間歩きました。

足に水ぶくれはできるは、自分の汗に負けて皮膚がただれるはでとても大変な様子でしたが、なんとか毎日歩いています。

すると1カ月で6キロの減量が出来ました。元の体重が多いだけにまだ目に見えて変わった印象はないのですが、本人も結果が出ているので嬉しそうです。

2回目の血液検査の結果は、まだまだ正常値には程遠いですが、それでも少し改善されています。　もうすぐ食欲の秋ですが、誘惑に負けずに食べすぎないように祈るばかりです。　

皆さまも食欲の秋の甘い誘惑に負けませんように・・・