ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
この原稿を書いている6月後半の時点で、大阪は例年にないほどの空梅雨です。
梅雨入りしたというのに雨はお湿り程度。天気予報には晴れマークが並び、ひと足先に夏が到来したようです。道行く人々の服装もすっかり夏仕様で、それぞれ出せる範囲で肌を露出しています。寒がりの私もようやく膝かけを手放し、半袖を着るようになりました。
それはそれでうれしいのですが、半面、困ったことがあります。Tシャツにしろパンツにしろ、最近は身体にフィットしたデザインのものが主流です。当然、二の腕や胴回り、お尻など、あまり見られたくないものまで晒さなければなりません。ですので毎年、夏前は少し意識して、身体を引き締めようと努めます。
ちょっと腹筋してみたり、というのがせいぜいなのですが…。
そんな私を無視して、ぶーちゃんの夫は順調に太り続けています。なにしろ夫には人目というものが存在しません。人に合わせるというより、いつのまにか周りに合わさせてしまっています。太っていることも個性程度にしか感じていません。外側より内側の圧力の方が大きいのですから、当然膨張していくわけです。
結婚してから25キロは太ったでしょうか。
夫はそれでいいでしょう。しかし、私は困ります。どこからどう見てもメタボリック、内臓脂肪、高脂血症、成人病なのですから。病気になった時本人も困りますが、看病する私はもっと困ります。ここはなんとか、病気になってもらわないようにしなければと、日夜「やせるように」「物を食べないように」と、かなり口うるさく言っています。
しかし、全くダメです。
へそまがりな性分というのでしょうか、食べるなと言うとますます食べたくなってくるようです。だからといって、食べろ食べろと言って食べなくなるかと言うと、これは違います。食べろと言われると普通に食べたくなって、食べるなと言われるともっと食べたくなる、ということらしいのです。全くもう、という感じです。
思うに、太っている人は何かと理由を付けて食べています。理由を付けるのがうまいというか、とにかく食べないといられないらしいのです。私などは食べないでいる理由を常に考えていて、人種が違うとしかいいようがありません。
また夏が来ます。
何かの歌ではありませんが、夏が来るからには、それ相応の準備をする、というのが、正しい人間の在り方のような気がします。
しかしこれも、今年も独り言で終わってしまいそうです。