ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
もうすぐバレンタンデーですね。最近は友チョコと言って、友達同士で送りあうチョコレートも増えているようですが…。
これは少し古いお話しです。 もう10年以上も前のことです。
夫は出張の多い仕事で、当時は1月から3月初旬にかけて、ずっと暖かい所に出張していました。その年は高知の土佐市内の旅館に長期滞在していました。
そちらは家族的というか、女将に洗濯物まで洗って頂けるような旅館で、何年も通っていた夫は、まあ気安い仲だったというわけです。そこへ、夫が出かける際に自宅のカギを忘れて行ったことに気付き、封筒に入れて送ったことがありました。2月初旬のことでした。
カギを送るということで、厚紙などを使って保護していましたので、サイズなどは、確かにチョコレートが入っていてもおかしくなかったと思います。
女将はその封筒を見て、「奥さんからチョコレートが来ましたよ!」と、いそいそと夫の部屋に持ってこられたそうです。結婚してからチョコレートなど贈ったことのない私です。夫はさぞ解せないといった顔をしていたのではないでしょうか。
夫が封を開けて、チョコレートではなくカギが入っているのを見て、「な~んだ」と言ったのは女将で、それから夫とその相部屋の人とみんなで爆笑したそうです。
チョコレートを入れておけばよかったのかもしれません。でも、慣れないことをしてもと、私は思ったわけです。女将の乙女心を考えて、そうすべきだったのでしょうか。この時期はいろいろと微妙だなあと感じる今日この頃です。
以上、甘くないチョコレートのお話しでした。