ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
先日、ひとつ先の駅に降り立ちました。
隣の駅なのに通り過ぎるばかり。
とても懐かしくて、ふら~っと歩いてみました。
ン十年前は駅からのびる陸橋で、スーパーがつながっていました。
今も同じたたずまいでそのスーパーは営業していました。
1階の靴屋さんも、お肉屋さんも、2階の佃煮屋さんも当時のままで、まるでタイムスリップしたような気分になりました。
高校時代、放課後になると、おにぎりをほおばりながら魚崎まで行って、大学の教授にピアノと声楽のレッスンを受け、この駅まで移動して幼いころから師事していた先生のご自宅でのレッスンを受けていました。
魚崎の先生は、教授ご夫妻でしたが、ピアノを教えて下さる奥様がこわくてこわくて、駅に着くころにはいつもおなかが痛くて、しばしベンチに腰かけて休んでからでなければ足が向かなかったことを思い出しました。
そんな事を考えながら角を曲がると、もしかしてと思う人を見つけました。
「あの~もしかして・・・」
「はいそうです。お久しぶりですね~」
と14年ぶりの再会でした。
幼かったあの子がどうした、私はこうしているとしばしにぎやかに話し込んでいました。
妊娠をきっかけに離職されたのですが、スラっと長身で美形のお子さんも登場されて「え~っ おなかにいたお子さんですか?」とさらに尽きることのない楽しい話が続きました。
変わらないものと流れた時間を感じて、温かい気持ちになった午後でした。