ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
雲も高くやさしくなり、秋らしさが見え隠れするようになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか? 弊社のすぐ隣にできた街、『グランフロント大阪』の初めての夏も終わろうとしています。多くの店舗と話題と人を呼んで、今でも賑わいは変わらないようですが、その中でも私のいま一番のお気に入りが、『SOSH THE MARKET BAR』(ソッシュ ザ マーケット バール)。
その名前のとおり、ニューヨークの市場の中の食堂がコンセプトだそうです。
肉、魚貝類ももちろんですが、何といっても野菜です。新鮮で美味しくて、しかも安全な生産者直送のこだわり野菜が、バイキングで心ゆくまで味わえるのです。しかし結構これがリーズナブル。
「日常っぽくカジュアルでありながら、ファッショナブルでスタイリッシュに過ごしていただく。市場という場所には活気があります。そのライブ感を大切に…」マネージャーの神野さんは、熱く語ってくれます。長身でイケメン、料理とワインを手際よく扱う姿と雰囲気は、速水もこみちさんを彷彿とさせます。
突然、店内にカラン・カラン…と鐘の音が響きました。マーケット開催のお知らせだとか。聞けば、ディナータイムの18時、19時、20時30分、22時30分から10分間、その日に入った新鮮な野菜・魚・肉の限定メニューが提供されるのだそうです。またそれらの料理に応じて、ソムリエによるワインのチョイスもありとのことです。貝類が好物の私に、「ムール貝が入りましたよ」と神野さんが声をかけてくれました。
テラス席よりオープンキッチンを見ながら、スパークリングワインと天然ムール貝の白ワイン蒸し、そして素材感と色彩豊かな野菜を味わいました。炎暑で絶えていた夜風が微かに加わって、さらに開放感一杯に、ヘルシーでアンチ・エイジングな料理を満喫。それは、今日一日を頑張った自分へのご褒美と明日への活力。そんな夜風のわずかな涼感に秋の気配を見つけて、神野さんにもう少し聞いてみました。
「市場に入ってきたサンマはどう調理されるのですか?」
「当店が目指すものは、ニューヨークの市場の食堂です。美味しければイタリアン・フレンチ・和・洋・中にこだわりません。素材次第です」
「ということは、まさかのサンマ・塩焼きもあり、ということですか?」
「はい、もちろん!」
オープンしてから4ヶ月ほどのグランフロント大阪、混雑は少し緩和されてきたようですが、まだまだこれからが楽しみなのかもしれません。