ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
通勤途中にある歩道わきの垣根に目を向けた時、「雪?」よく見ると白いつつじの花がこの間まで緑一色だった枝葉を白く染めていたのでした。
そうそう、今はもう5月・新緑の季節ではないですか!
今年は、気温が低いな、いつまでも肌寒いなと思っていましたが、ここ2.3年が異常な暑さだっただけで、今年は平年並みの気温だそうです。 寒いと思っていたのは人だけで、「桜」も「つつじ」もちゃんと季節を感じて花を咲かせていたのですね。
今、田舎では、ようやく遅い春が訪れようとしているようです。 この4月に降った遅い雪も御多分に漏れず、つい昨日まで雪が降っていたという。 先日とある方に出張先で「山菜のてんぷら」を食してきたと聞き、今年はどんなものかな?と母にたずねてみた。
今年はまだ桜も咲いていねぇ、山菜はどう?と聞いたところ、「屈み(こごみ)」と「うるい」だけだぁ、「蕨(わらび)」や「ぜんまい」はまだまだ先で、「うど」もまぁだ出てこないと。 「タラの芽」にいたっては、作ったものは食べたよといい、今は区画整理で自然に生えたものなんぞ、なかなか食べられないんだぁ。今度天気の良い時に取りにいぐから、送るから、待ってろ。
どんな時でも田舎は、自然に恵まれそして、共存して生活を営んでいると心の中で思っていた。でもそれは、テレビ的な事。 「この苦みが春ってかんじですねぇ」とそんな言葉が心からでていた時代を懐かしく思い返した遅い春の訪れでした。