ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
みなさん突然見知らぬ人から町中で声をかけられたら驚きますし、少し警戒しますよね。 俗にいうヒクって感じでしょうか・・・ 私ももちろんそうですが、ある事に限って私の方から声をかけます。
それは、ペットを散歩させている人やお店やお家の近くで、ペットを見かけて飼い主がおられて、あまりにも可愛いペットだと声をかけてしまいます。
やはり女性の方に話しかける事がほとんどですが、何度も同じ散歩コースを歩かれてる方や、特別聞きたい事がある場合等は、男性の方でもお話をお聞きすることがあります。
ある男性がいつも犬を2頭散歩させておられるのですが、大きい犬が小さい犬のリードを咥えて散歩するのを何度か見かけて可愛い・・・ 賢い・・・ どう躾されているんだろう・・・等と思い、じっと見つめていました。
ある日意を決して、どう訓練されているのか等お聞きして、触らせても頂き、感激しました。又先日も柴犬を散歩させているご婦人とそのワンちゃんがボールを咥えて投げては又持ってきて、又投げるというのを繰り返されているのを見てあまりに可愛いので…
「何回位投げるんですか~?」とお聞きしたところ、
「100回位かな~」と言われて、ビックリ!
「ひやっかいですか~?」
「そうそう、でもね自分のいきたい方向があるらしくてそっちの方向にボールを置くんですよ~。」
「へ~賢いですね~。」と、さんざん柴犬の事を聞かせて頂いていたら、もう疲れたらしくボールを咥えたまま私達の前を通り過ぎていきました。
――― やっと終わったようです。(^_^;)
そんな話が終わると、「では~」と、お別れ。当たり前ですがそれ以上は何もなしです。
そんなに動物好きなら自分の所の動物を可愛がればいいじゃないか・・・ と思われるかもしれませんが、2年程前に愛猫に死なれてひどいペットロスに陥り、最初はシクシク泣いていましたが、そのうち自分がもう少し何かしていれば死ななかったんじゃないか?、自分のせいじゃないか?・・・等と思うようになり、シクシクから嗚咽にかわり、抜け出すのにかなり苦労しました。
なので暫くは他人様のペットで楽しませて頂いています。
以前に色々猫のお話を聞いた事のある、帰り道にあるお好み焼き焼き屋さんの黒猫が散歩に出かけて戸の前で開けてほしくて座っているのを見かけて、「あの~猫ちゃんが~座って待ってます。」と声をかけると中から「は~い!」と声がしてお店の戸が開き、猫は中へそそくさと入って行き「有難うございます。」とお店の方の声が聞こえ今日も猫と少し触れあえたささやかな喜びを胸に家路をいそぎます。
猫カフェに行かれる方の気持ちがよくわかります。(*^_^*)