ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
いつの間にか、空が高く感じるようになり、日の暮れが日々早くなる。 秋が深まりゆくのを目で追いながら帰り道を急いでいると、ふと懐かしい花の香りが漂ってきた。
「あっ、金木犀・・・?」
とっぷり暮れた景色の中にその小さな花の樹は見つからない。その匂いの先を見ながら、明日の朝、見よう!そう思い家路を急いだ。
次の朝、その場所を通過するとき、あった!
濃い緑の葉の間から、オレンジの小さい 花・花・花。
私が幼い頃、父親が親戚の家から分けてもらった金木犀を裏庭に植えたのが、初めての「彼」との出会いだった。 かわいい小さな花から放たれる香りになぜか気持が優しくなれたのを覚えている。 今でいう「癒された」ということなのだろう。
芳香剤の香りイコール金木犀の昨今ですが、私は、この花も香りも大好きです。
金木犀の花を「彼」と書いたのは、日本には、雄の木しかないからです、 ちなみに・・・。