ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
先日、お客様との何気ない会話の時…。
「ようやく秋らしくなってきましたね、空が高く感じますね」 と私…。
「いまどき、空が高く感じるなんて、いうイメージないけどな~」 とお客様…。
そうかぁ…最近はあまりそういう表現はしないんだなって。
なぜ、秋は、空が高く見えるのか?…それは、雲が出来る層の高さの違いと目に映る色が濃く感じるかららしい。 きっと感覚的なものだと思いますが…。
オゾン層に穴があいていて、地球環境がどんどん悪くなっていて、二酸化炭素が云々と言われていますが、そんな事はないのではないか、空は、1万年前の空と同じ様に感じるじゃないか! と思ってしまいます。
自然の山々を背景にした雄大な空はもちろんですが、私は、高いビルとビルの間から垣間見る、それこそ高い高い空を眺めるのが好きです。
高村光太郎の妻の智恵子さんは、「本当の空は、安達太良山の上に広がる空だ」と、言った。 都会に馴染めなかった彼女は、その後やがて心を病んでいったそうです。
私は彼女に、今、「梅田の高いビルの間から見える空も本当の空ですよ」って、言ってあげたいかな。 それから、「雨上がりの朝、草花に付いた水滴の、その先に押し込められたように映っている、小さな青い空でさえまた… 」 とも。