ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
そこに1歩足を踏み入れると、時間の流れが緩やかになり、フロアーに漂う独特のにおい・・・。
きらびやかな商品が並び、ショウウインドゥには、遠くを見つめたスタイル抜群のマネキンが今年の流行を身にまとい、道行く人たちにアピールをしている。
何ヶ月かに1回、身なりを少しキチンとして、財布の中身を確かめ、行った、そんな思い出がある百貨店。
先月8月21日、京都の老舗の百貨店が閉店した。そのあとには若者向けの店舗に生まれ変わるらしい。
そして、8月29日には、名古屋の老舗店もまた閉店・・・。
ん~っ、「バラの模様の包装紙の手土産なら、品物は確か!!」そんな定説があったころが懐かしい。
そんな華やかな時代を経て、今それぞれの百貨店では、オリジナリティーを出すためのコンセプトをうちだし、頑張っている。
私の勝手な思いではありますが、ターゲットの年齢層を下げても、テナントのブランドが変わっても、根底に流れる、「高級感」「満足感」だけは、無くしてほしくないな・・・って。 じゃないと、ショッピングセンターとマーケットしか行けなくなっちゃう!!
華やかな時と、低迷の時を超えてきた百貨店に、これからも頑張って頂きたいとひそかにエールを送り、JR大阪駅に入る関東老舗の百貨店のコンセプトに期待をしつつ、毎日完成に向かう工事中のビルを眺めているわたしです。