ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
秋の連休の一日、京都に行った。
今回訪れたのは、◇三十三間堂 ◇智積院 ◇二条城
恥ずかしながら、私はまだ、上記の名刹を訪れた事がない。京都のガイドブックを適当にめくって決めた。
距離的にそんなに離れていないので、楽かなと思って・・・。
私は、なぜか京都の地理が弱い。なぜだろう?碁盤の目のように通りが走っているから、わかりやすいはずなのに。
京都に行くと、今自分がどの辺にいるのか、わからなくなってくる事が多い。(@_@;)
大阪は、こんな事ないんだけどな。
私は道に迷う事に対してとても弱い。情けなくなって、涙が出てきそうになる。
なぜだろう、他の日常の事で困っても、泣くなんて事はほとんどないが、道に迷う事に対して、とても、弱い。ひどく悲しい。なぜだろう。自分でも不思議だ。
みなさんには、何の関係もない事だけど。
まず、「三十三間堂」 南北に120メートルのお堂の中に1,000体もの仏像が整然と並んでいる。
100ではない。1,000。 ただ、ただ、圧巻。 仏像がぎっしり。両脇には、風神、雷神。
京都って、すごいよなと思う。これ作ってしまえる、という事が。
「智積院」 個人的にとてもよいなと思った。利休好みと言われる名勝庭園もきれいだったし、絢爛豪華は壁画は眩いばかり。
これに温泉と岩盤浴があれば、バッチリだ。!(^^)!
外国人観光客も、畳の間に座り込んで、景色に見入っている。
外国人は、日本のこのような古い建造物を見て、どう思っているのだろう・・???
例えば、石庭など見て、どのように感じるのだろう。
“ただの、石じゃないか”、とか思いそうだよなぁ。
“これのどこが一体、オモシロインダ”とか。
奥深さというか、繊細というか。
石庭に意味があるという事が難しい。
その点、ヨーロッパの庭園なんかは、見てわかりやすい。
左右対称の花壇の真ん中に噴水があって、バラが周りに咲いているというような。薫りも濃厚。
どちらが良いという理由では、ないけど。
色々、見学していて、現在より、この時代の人達の方が、美的感覚がはるかに高いのではないかと思った。
テクノロジーは格段に進歩したけれど、芸術的センスは退化しているような気がした。
そういう本人が、一番退化著しい人間なんだけど。