私の夏は、高校野球開会と共に始まり、高校野球閉会と共に終わります。

今年の夏も熱かった・・・

私は暑さに非常に弱く、夏はどちらかと言うと嫌いなんですが、甲子園のためなら頑張れるんです★
（≧▼≦）

この夏も、高校野球観戦で甲子園に３回行きました。
その内２回は準々決勝と準決勝に行きました。
今大会は、ホームランや逆転勝ちが多く、終盤にビッグイニングを作っての逆転劇が多く見られました。

私の一番心に残った試合はというと・・・

選べません！！！（＞＿＜）
短時間では語れません！！！（＞＿＜）
どの試合も凄過ぎます！！！（＞＿＜）

でも、やはり決勝戦はうるうるしました。

静岡代表常葉菊川ｖｓ大阪代表桐蔭の試合。
９回表　大阪桐蔭の攻撃　２アウトランナー２塁・・・
１７−０と大きくリードされたマウンドに戻って来たのは、常葉菊川のエース戸狩君でした。
この時、甲子園はとても大きな拍手に包まれました。その瞬間、私の目にも涙が溢れました（；＿；）

実は、彼は今大会で肘を痛めてしまって、思うようなピッチングが出来ず、多くのイニングを投げる事ができませんでした。

でも、

『どんな事があっても、最後はエースにマウンドを託す』という常葉菊川の監督含め野球部みんなの思いによって、彼は再びマウンドに戻って来ました。

満面の笑顔で・・・

最後のマウンドを任された彼は再び投げました。
肘はもう限界だったはずです。
そして、２ストライクまで追い込んだエースが、最後の１球に選んで投げた渾身のストレート・・・

バッターにファウルにされてしまいました。

投げ終えた彼の顔は、痛みでゆがんでいました。

そして次の１球でバッターをレフトフライに抑え、彼は最後のマウンドでの仕事を終えました。

９回裏　常葉菊川　最後の攻撃
１７−０　２アウト　ランナー１塁　バッターはエースの戸狩君・・・
彼の今日の成績は３打席すべて三振でした。そして回って来た４度目の打席。
バットを振る事もままならなかったと思います。
それでもエースは、甲子園の決勝の舞台を最後まで楽しむんだと言わんばかりの笑顔でバッターボックスに入りました。

そしてピッチャーが投げた１球目・・・
彼は、最後の力を振り絞ってバットを振りました。

結果は、ピッチャーゴロでゲームセット・・・

第９０回記念大会を制したのは、北大阪代表　大阪桐蔭高校でした。

最後の対決はエースｖｓエースでした。

『なぜ、最後はいつもこんなドラマの様に、うまい具合にエースに回ってくるんだろう。』
と、私はいつも思います。
たった２週間程で終わってしまいますが、いつもたくさんの感動のドラマがあります。

私はいつも感動や元気をもらっています。だから私は高校野球が大好きです★（＾-’）

子供たちの野球離れがささやかれている今日ですが、満員のお客さんに埋め尽くされた甲子園のスタンドを見るたびに、あぁ～、野球を好きでいてくれる人がまだこんなにもたくさんいるんだなあと思うと、とても嬉しい気持ちになります。

高校野球が終わってしまって寂しいですが、今は星野JAPANの応援に大忙しです！！！（≧▼≦）

来年の春のセンバツが待ち遠しいなあ～♪♪（o＾-＾o）