ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
ゴールデンウィークに入って、初日から良い天気となりました。大きな公園に出かけてみると、沢山の鯉のぼりが元気に空に泳いでいました。
中国の伝説では、黄河の竜門という場所は普通の鯉では登りきれないほどの急流でした。それを登りきれば、その鯉は竜になったとのことです。この『登竜門』伝説になぞらえ、子供たちの成長と健康を願うものとして、江戸時代から始まったのがこの鯉のぼり。武士の家では鎧兜や太刀、武者人形を飾ったのに対して、この鯉のぼりは特に庶民の間でのならわしだったそうです。
近年、飾らずに各家で眠ったままの鯉のぼりを自治体が呼びかけて集め、公園で活用するということが多くなったようです。この時期、あちこちの公園や河川で、このような大規模な鯉のぼりが泳いでいる風景を見かけるようになりました。
地球環境保護のため資源を活用しゴミをなくそうというこの時代。ムダをなくして公園行事に活用して、それでいて古い風習を受け継いで人々に伝えていく。はて、その精神も忘れられずに伝わって…?と、ふと疑問に。もしかしたら今のこの時代、「竜などしょせん空想の生き物。鯉は鯉のまま鯉らしく生きることが一番の幸せ!」という声も聞こえてきそうな。そう言えば、「いやっ!鯉も恋に生きるべきだ!」と言い張る友人も、確かいたような。。。(?_?;
新緑がまぶしくて、そよ風に薫りを乗せ、空はどこまでも青。
すべての生命がいま、一番輝いているかのようです☆ いよいよ5月。