いつの間にか夏。

桜、ハナミズキ、紫陽花、それぞれに例年通り美しく咲いて、季節を感じさせてくれました。自然界に、コロナは関係ありません。中国での流行をニュースで見ている間に、日本にも、そして世界中に拡大したコロナの渦に巻き込まれて、約半年。

皆様は、いかがお過ごしでしょうか？

私は、緊急事態宣言中も変わらず出勤していましたが、直行直帰。週末は自宅。立ち寄る先は、食材買い出しのスーパー、衛生用品の薬局、そして時々100均。ご多分にもれず、トイレットペーパー、アルコール消毒液、マスクの品薄に翻弄され、ストックと言う習慣に縁のない今までを反省し、買いだめはしなくても、せめてプラス１とあらためて学びました。

自粛で、ＮＭＤ（ノーマネーデー）が増えてお金が貯まるなんて話も聞きましたが、品薄で以前の10倍以上もするマスクでも見つければ購入するしかなく、衛生費は増え、少しくらい楽しみもないととスィーツを買う機会も増え、連動して体重も増え、今は特別だから仕方ないと言い訳をして増加のスパイラルに入っていました。

しばらくすると在宅時間が長いせいか、色々なところが目に付いてきました。独立した家族の後片付けもあり、重い腰をあげることになりました。1間半ある押し入れ、ウォークインクロゼット、廊下の整理棚、週末ごとに一か所ずつ。中にある物を全て出してひたすら捨てる。引っ越してから、約20年ぶりに見る年季入りも多く、毎週台車で運ぶほどの不用品が出てきました。

そこで重宝したのが、100均のフックや、収納グッズ。開けたら閉まらない、たくさん詰め込まれた魔窟が、見違えるようにすっきりして何がどこにあるのか、どれだけあるのか、一目瞭然の快適空間になりました。

食生活においては、外出して美味しい物を食べるということも出来なくなり、手作りばかり。時短、簡単レシピも色々試しつつ、気が向けば、時間をかけてみたりもしました。らっきょうを漬けたり、餃子を皮から作ってみたり、先日は、いただいた淡竹を煮物やきんぴらにしてみました。

家族は、驚いたり喜んだりしています。自分でも、丁寧な生活をしているような満足感があったり。でもこれって、幼い頃の生活だなと思いました。暗くなったらお店も閉まる、おうちに帰る。外食なんて特別な日だけ。いつのまにか、作るより買うことの手軽さに慣れていたのですね。

マスクとマスク入れも、手作りに挑戦。と言っても、マスクは線引きと裁断担当。ワイヤーを入れたり、接触冷感素材を使ってみたり、様々な型紙を見つけては工夫しながら作ってくれる妹の補助ですが、あれこれ注文をつけて楽しんでいます。100均にあったマスクケースが在庫切れで、グーグル検索。家にあるクリアファイルで簡単にできました。マスクに合わせて、大きさを変えてみたり、家族には好評です。

3月以降、遠方にいる家族とは会うことが出来ず、寂しい限りでしたが、ようやく帰宅のメドがたちました。夏の旅行も、計画しました。

どちらも実現しますように。。。