ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
紅葉シーズン到来ですが、皆さんは、もみじ狩りにどこか、お出かけになりましたか?
まだ少し早いだろうなと思いつつ隙間の時間を利用して、勝尾寺に行ってきました。赤よりもまだ黄色が多い景色を見ながら車で約30分。適当な距離で、しかも近いながらも、少し山道を行く感じが好きです。
高野山真言宗の寺院ですが、勝運の寺としても知られていることから栄養面、環境面を整えることしかできないサポーターの行きつくところは神頼みしかないと、大事なトーナメントの終盤には、勝ち進むたびに通った時期もありました。
おごそかと言うよりも、きれいに整備されている印象の境内です。以前行った時には、コスプレのイベント?の日だったようで、アニメの主人公になりきった人がたくさんいて、そのミスマッチな空気に驚いたことがありましたが、今回は秋を楽しむ人でいっぱいでした。
開運ダルマならぬ勝運ダルマがたくさん置かれているのを見ながら緩やかな坂道を登っていくと、水掛け観音堂があり、その横には大師堂があります。弘法大師が祀られているその両サイドに出入り口があり、中には小さな石像があり、その足元に、西国八十八か所からの砂があり、それを踏むとその霊場全てをお参りしたご利益があるらしく、こんな簡単にそんな恩恵を受けられるはずもないと思いながら毎回踏んで、もちろん今回も。
そしていよいよ本堂です。朱塗りのその姿は、秋をいっそうアピールするかのように見え、穏やかな青空によく映えていました。来週から始まる新人戦の祈願をしました。つかせてもらえる大きな鐘楼のそばには、何人かの列が出来ています。いつものように、鳴らしてみました。その低く深く響く音色は、どこまでも届いて、願いがかなう気持ちで満たされました。
一年に一度、その時期にしかないもの、季節のものを五感で感じられた時、幸せなことだと思いますが、今年は、地震や台風など天変地異に脅かされ、失ったものや学んだことがたくさんあっただけに、より一層強く思いました。