今は電話の仕事をさせてもらっていますが、私は中学生や高校生の頃、電話がとても苦手でした。正確には家にかかってくる親宛の大人の人からの電話が苦手でした。

学生の頃は大人や世の中がとてつもなく計り知れない大きな分からない存在に思えて、大人とのコミュニケーションがスムーズにいかず、電話はもちろんお店の店員さんにもどう話していいやら敬語をどう使っていいのやら戸惑って変に自意識過剰になって(笑)結果逆にぶっきらぼうに話してしまう悪循環でした。

そして社会に出るようになって少しずつ意識が変わってきました。

辛いことや嫌なことが続けてあったりしてボロボロのグダグダになってる時に帰りのバスの運転手さんが降りる時に一言『お疲れさん』と言ってくれた瞬間☆

朝からどうしても頑張る気になれない時コンビニの店員さんの屈託ない笑顔で『いつもありがとうございます』という言ってもらった時☆

業務が忙しくてすることがいっぱいあってヒーヒーなってる時に先輩に『大丈夫？』と声を掛けてもらった瞬間☆

頭も気持ちもゴチャゴチャになってる時に『ご飯食べに行こう』の一言☆

お客様から温かい言葉を頂いた時☆

たくさんのほんの一瞬の出会いや言葉で 元気やエネルギーをもらって、昔の思いは浄化されていきました(笑)

出会いは人に限らず モノや場面や状況、景色たくさん、感銘を受けたもの、嬉しかったこと、一瞬で目を惹かれた人工的だけど綺麗なカーネーション、いつもよりくっきり見える景色、思いがけない頂きものの大切なキャンドルライト☆

明日も頑張ろうと思えた時、何年も前に耳にした『人がこしらえた悲しみのカラクリ なんとか出来るのは ふとしたスマイル』という歌詞がいつも頭によぎります。

今日も電話の一本一本が大切な出会いのお仕事。明日も頑張ります☆