結婚して9年…赤ちゃんを授かりました。

結婚当初は、とっても子供好きな主人と一緒になったら、自然にすぐ赤ちゃんを授かるものだと思っていました。

ですが私たち夫婦にはコウノトリさんは訪れず、長い不妊治療が始まります。

不妊治療は少しずつワタシの心を壊していきました。そして、主人が、子供のいない人生でも、2人でしかできない生き方をしようと言ってくれて、一旦不妊治療をお休みしておりました。

しかし、40歳を目前に、悔いが残らないように、家族でよく話し合い、最後に体外受精にチャレンジする事になりました。

職場の皆さんに協力を頂き、病院に通いましたが、まさかの一回の挑戦で赤ちゃんを授かったのです。

体外受精は自然妊娠と違い、受精した日にちまでハッキリわかります。卵子と精子が出会い細胞分裂をし、その様子まで写真で確認でき、生命の奇跡と神秘を感じます。赤ちゃんの心拍を確認できた時は、主人と手を取り泣いてしまいました。

今はまだ4ヶ月に入ったばかりで、安定期にもなっておりませんが家族中で会話は赤ちゃんの事ばかりです。ツワリが出て苦しい事もありまわりの皆さんに迷惑をかけてしまっていますが、一人でいても今のように暖かい気持ちになるのは初めての経験です。

ワタシの赤ちゃんは、皆んなの協力があり授かり、愛されてとても幸せな赤ちゃんです。
9年間待っていた分だけ沢山愛してあげたいです。