ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
ここ半年程で人が倒れる場面に出くわす事3回、車内での喧嘩が2回。
呼ぶわね~と会社の先輩に言われ、一緒に旅行に出かけた友人達には忘れられない旅になったと何度も言われ…。
自分でも色んな珍しい状況によく出くわすものだと思います。
人が倒れたのは電車の中が2回、もう1度はスーパーです。車内で倒れた方の対応は、マニュアルがあるようで的確で迅速、差し迫った状況の中でも比較的その場に居合わせた私達も心配しながらも救急車を待つ事ができました。
驚いたのはスーパーでの事、大丈夫ですか?という声の方を見てみると年配の御婦人が倒れておられました。
立ち上がろうとしても力が入らないようで何度も試みておられました。朦朧として焦点があっておられません。まわりの人達は『電話持ってはる?家族に電話しましょうか?』このフレーズを皆さんが何度も言っておられました。
どう聞いても返事のロレツがまわっておられません。なのに『冷たいお水飲みますか?』『立てますか?』等という質問責め。年配の方々ばかりで、やはりご家族にまず連絡を…と思われるのでしょう。
でもどうみても救急車を一刻も早くよばないと大変な事になってしまう。脳梗塞等では片方に力が入らなくなったり、ロレツがまわらなくなったりするそうですし、その場合時間があらゆる事の明暗をわけるといいます。
意を決して若いスーパーの男性店員さんに『ロレツがまわっていないです。早く救急車を呼んで下さい。』と言いました。私があまりにも切迫した声でお願いしたので驚いたようで、慌ててポケットから携帯を取り出してかけて下さいました。
それからも色んな人が質問責めにして、立ち上がらせようとし、私は『ダメです~!』と泣きそうになりながら救急車が来るのを早く、早く、と待っていました。やっと救急隊員の方が来られたのでひと安心。
その場を離れ、ご婦人が隊員の方に救急車に乗るよう促されているのを遠くから見届けて買い物に戻りました。
よかった~と思い、買い物を済ませて家に帰ると買い物カゴに入れたはずの生ハムが無い。動揺してきっとどこかに置き忘れたんだ~(>_<)
生ハムの無いサラダを食べながら考えました。
いつも誰かといるわけじゃない。いつどんなところでどんな病気で倒れるか誰にもわからない。そうなるとまわりにどんな人がいて、どう対処してしてくれるかで命やこれからの生活がどうなるかが決まってしまう事もある。
自分も昨年救急病院に駆け込んだ際に自分よりあきらかに重傷でないような人が救急車で来て自分より先に運ばれ、私は普通の車で来たので後回しになり、結局は救急車レベルだったという事を後になって知ることになりましたが、後悔先立たず…です。認識が無いというのは怖ろしいものだと実感しました。
明日は我が身、そして家族や友人の為にも、しっかり色んな知識を身につけておきたいですし、1人でも多くの人に日頃から心がけていて頂きたいと思いました。
最近身をもって感じた印象深い出来事でした。