2014年も残り少なくなりました。

みなさま、この１年間もご愛顧を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。

皆様にとって、今年はどんな年でしたでしょうか？　私にとっては、平穏ではありましたが、とても早く過ぎたように感じる１年でした。しかし、思い起せば、花火大会が軒並み中止になるという週末ごとの台風、そして、青天の霹靂のような火山の災害から大雪という天災地変の重なる年でした。被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。

さて、その荒天はイベントの中止を招き人々の足を止め、関西の景気にも大きく水を差しました。まだまだ元気のない関西経済ですが、しかし、その中にあって、弊社の隣接地であるグランフロント大阪だけは、別世界のようです。混雑も人出も行列も、そして売上実績も、ますます好調とのこと。

窓越しに見える真っ赤なスポーツカー。それは、産学共同で開発された国産電気自動車。グランフロント大阪には、アクティブラボという施設があり、企業や大学などのエキサイティングな技術や活動を紹介し展示しています。聞くと、感性と技術を融合した産業創出と文化発信を目指しているとのこと。価値創造と社会変革を大阪から発信しようというコンセプトだそうです。ちなみにこの車、わずか３秒で時速100キロまで加速するそうです。その速さは想像がつきませんが、それだけで可能性と夢を乗せているかのようです。

グランフロント大阪では、ビーチバレーボール大会、盆おどり、ドイツビールフェスタ、アイススケート…と、多種多様なイベント開催が絶えることがありません。ハード面、つまり巨大で最先端の施設やロケーションの良さに甘えるのではなく、ソフト面で積極的に仕掛ける努力、しかも社会変革までも視野に入れた気概を追求していきます。しかも、そこに、ハイセンスで貫かれた人への優しさが感じられます。これこそが、この好調を支えているのでしょう。大いに啓発されます。

今年もあと数日。新しい年は、大阪から情報文化発信する企業が増え、人々が幸せと笑顔に満ちた都市になっていますこと、また皆様がその中心にいらっしゃることをお祈りしております。弊社もまた、サービスの原点に立ち返って、可能性・夢・人への優しさというキーワードを見つめ直すことで、皆様へ最高のお手伝いができますよう社員一同努力してまいりたいと存じます。

どうぞ、良いお年をお迎えください。

この１年間、本当にありがとうございました。