ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
世の中には引越しの経験がないという方もいらっしゃると思います。でも大半の方々は、1度は引越しを経験されているのではないでしょうか。私の場合は大学進学を機に関西に出てきて、以来借家住まいを10年以上続けましたので、6回は引越しをしていると思います。
その私が思うに、引越しの良い所は、それを機に部屋の大掃除ができることです。衣服や雑貨、本だけでなく、家具や電化製品も、不要な物を処分する絶好のチャンスです。引っ越したばかりの部屋は整然としているのに、人が住み始めるなぜあんなに物がたまっていくのでしょう。不思議です。
ところで現在の私の家は、住み始めて10年になります。持ち家なので、その間当然引越しはなく、不用品を大処分するような掃除をしていません。結果どういうことになったかというと、1部屋が完全に荷物置き場と化してしまいました。
使わないイス、仕事の資料、何かの景品、着ない服、読まない本…何をそんなにと言うほど、物であふれかえっていました。いけないと思いながら、時がたつほど処分がおっくうになり、ますます物が増えていくという悪循環でした。
しかし!
この春、私は決心しました。
そう、断捨離です!
不要な物を全部処分しよう、そして身軽になろうと決心したのです。
それから毎日、時間を見つけては、あふれる物の片づけ、仕分け、処分を行ってきました。一番辛かったのは、お歳暮・お中元でいただいて、飲まずに年数のたったビール4箱分の処分でした。バスルームにこもって中身を捨て、缶をつぶし…という作業を、1時間かけて行いました。手も顔も泡まみれになり、プルトップを引く指先は腫れ、それはもう大変でした。
次に大変だったのが、仕事の資料の処分でした。私は家で仕事もしており、量が半端ありません。10年間ほとんど捨てずにためこんでいたので、こちらもどれだけ…という程でした。処分しても処分しても、どこからか出てきました。ためるのは簡単ですが、処分するのは本当に大変ですね。
他にもいろいろあり、言い尽くせません。とにかく1カ月もかけ、ようやく最近、不用品の処分があらかた終了しました。
その間、いつにない力仕事を行ったためか、肩も頭もコリまくり、ガチガチになりました。ヘッドマッサージの人が、こんなに固い頭は初めてだと驚いていました。頭痛もひどく、夜もよく眠れませんでした。
やれやれでした。
でも、思った通り物がなくなった部屋は新鮮で、気分もリフレッシュできるような気がします。
片付け名人の女性タレントが、幸せはきれいな部屋にしかこない、というようなことを言っていました。それならこれから私にも、何か良いことがあるのでしょうか。これだけ大変な思いをしたのですから、何がなんでもあって欲しいものだと思います。
いや本当に、あればいいのですが。
以上、断捨離のご報告でした。