ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
梅雨の空は重たく暗い。雨と湿度で悩ましい日が続きます。今年は、初めは空梅雨で涼しい日も多く、蒸し暑さをそれほど感じませんでしたが、7月に入って一転。黒い雲の到来とともに空気が湿気で息苦しくなり、爆発的な豪雨が襲うようになりました。しかし、それも一時的。しばらくすると夕焼けが見ることも。 そして、梅雨明けかも?という報道が…。
― 今年の梅雨って『陰性』? いや『陽性』?
気象庁のホームページに気象現象の説明があります。 その説明によると、
●『陽性の梅雨』 ― 強い雨が降ったかと思うと晴天が現れたりするような、雨の降り方の変化が激しい梅雨。気温は高めになることが多い。
●『陰性の梅雨』 ― あまり強い雨にはならないが、曇りや雨の天気が長く続く梅雨。気温は低めになることが多い。
今年は、前半がなんとなく陰性っぽい梅雨だったのかなぁと思いますが、変化が激しい雨の降り方から、後半はまさに陽性化したのかな?…と、悩んでみたりしています。私自身、こういう分類があることを初めて知りましたが、報道発表資料、予報解説資料などに用いる用語だそうで、『明確さ』・『平易さ』・『聞き取りやすさ』・『時代への適応』の4つの視点で定めているとのことです。
まだまだ馴染みは薄いですが、こうやって言葉は時代とともに変化していくのでしょう。
梅雨を代表する花は紫陽花。しっとり潤った紫陽花の色彩がこの季節によく似合います。少なかった雨のせいと、仕事の合間に撮り歩くという時間的制約もあり、今年は狙っていたイメージの写真は撮れませんでした。 いま振り返ってみて、心に残った1枚です。
燦燦と降り注いだ日射しに緑が深みを増した、そんなある早朝、雲間からの微光ではなく、もう少しの潤いをくださいと訴えている花の表情が、今年の梅雨を表しているようです。