ブログ…弊社秘書・スタッフの随想・メッセージ・独り言・・・。
先日小学校の低学年から英語教育を始めることが提言されたというニュースを見ました。今は5、6年生は必修になっているそうですが、効果の大きさを期待し低学年からにしようということのようです。
このニュースの中で英語の授業を受ける子供たちの様子が紹介されていました。驚いたのは、意外にも子どもたちはすっかり順応し、普通の授業の様子と比べ違和感がないことでした。 やはり既成概念などない素直な年齢だと「外国語」という意識はなく吸収できるようです。
中には「しっかり英語を勉強して香川選手のように外国でサッカーをしたい」と答える頼もしい男の子もいました。へぇ~、小学生でもう将来の夢が世界になるんだ・・・。 すごいな。
私が小学校低学年の頃の将来の夢と言えば、男の子は電車の運転手さん、プロ野球選手、女の子は幼稚園や学校の先生、花屋さんといった身近な職業が多かったことを思い出しました。
でも考えてみれば不思議なことではありません。 サッカー、なでしこ、フィギュアスケート、大リーグ等々テレビで観るのは世界で活躍するアスリート達ばかりです。 本来のパフォーマンスだけでなく、被災地への心配りをはじめ様々な活動をする彼らの姿に勇気づけられ魅了されることもしばしばです。 そして、スポーツだけでなく、研究・文化・芸能の分野でも日本人の世界での活躍を目にしない日がないほどです。子どもたちにとって世界はとても身近な存在になっているのでしょう。
英語教育の低年齢化の議論にはまだまだ時間が必要なようですが、世界を夢みる子どもたちの一助になるのであれば・・・とシンプルに考えてもいいように感じました。
世界は海の向こうではなく、私たちの足元にあるんだと子どもたちの姿に教えられたように思いました。