ずいぶん寒くなりました。　ボジョレーヌーヴォーが解禁され、街にクリスマスの装いが、というニュースの聴こえる今週でした。　先日、知人から新米30kgが届きました。　宮崎米、しかもグルメ通の知人だけあって、玄米で届きました。大自然・山麓からの天然湧水で育てられた美味しいお米にこだわり・探し回ったのだそうです。　その都度精米して食して下さいとのこと。

そう言えば、テレビ番組でも、アイアンシェフ和の鉄人・道場六三郎さんが「精米したてのご飯が一番美味しい」と言っていたのを思い出し、これを機にわが家では、道場六三郎さん監修の精米機を購入することに。

フレッシュモードという機能が付いていて、精米してから時間がたったお米も再精米でリフレッシュしてくれる優れモノ。白米のまま時間が経つと皮膜が酸化するため、その皮膜を薄く取り除くことでお米の美味しさを再現するそうです。

元来の精米モードとしては、白米・７分つき米・５分つき米・３分つき米の４種類と、胚芽を７０％以上残しヌカをすべて除いたお米に精米してくれる胚芽モードの５種類が選択できます。この製品の特徴としては、精米時の摩擦熱を抑えた「高速低温精米」で、お米本来の旨みを逃がさないとのことです。

健康志向でいくならば、ビタミンやミネラル、食物繊維など体やお肌に良い成分である胚芽やヌカを多く含むものが望ましいのですが、今夜はせっかくの新米、味を一番重視して白米モードで精米しました。　静かな回転音が続くこと数分、茶色っぽい回転円は、やがて白へと変化していきます。　指定したレベルの精米が完了すると、自動的に動作停止。　炊き上がれば、つやつやのピッカピカで、もっちり食感いっぱいの、香ばしいホカホカふっくらご飯となりました。　あらためてジッと見る『純白』が、妙にマブシく…（＞＜；

新米の季節。　散りゆく冬を前に紅葉儚くも今最も鮮やかですが、実りの秋は、お米だけでなく様々な自然・大地・太陽の恵みの季節でもあります。　それらの溢れんばかりの恩恵を享受すること、特に記憶に新しい今夏の厳しい暑さと突然のゲリラ雷雨という異常気象に、耐えて熟成させて蓄えた収穫の美味しさを、美味しくそのまま味わうことのできる幸せに、ただ感謝です。